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ESGニュース6

今回はE (Environment)

この4月にS&Pダウ・ジョーンズの傘下にあるTRUCOST社(環境評価大手の英国の会社)は、

日本の上場企業の環境分析対象を1500社に拡大したと発表しました。

これで日本市場の時価総額98%をカバーすることになります。そして、分析内容はもはやCO2のみではなく、

水、廃棄物処理、その他の汚染物質も含むとのことです。

 https://www.trucost.com/trucost-news/trucost-expands-environmental-analysis-of-japans-listed-companies-in-response-to-growing-demand/


パリ協定発効以来、銀行界の石炭採掘事業からの融資引き揚げが行われてきましたが、今年に入り、

ニューヨーク市は管轄する5つの年金団体において化石燃料関連企業への投資50億ドルを引き揚げると発表しています。 

「Invest」の反対「Divest」の勢いは止まりません。

 https://www1.nyc.gov/office-of-the-mayor/news/022-18/climate-action-mayor-comptroller-trustees-first-in-the-nation-goal-divest-from/#/0




※ESGとは

  E ⇒ Environment 環境
  S  ⇒ Social 雇用環境等の社会
  G  ⇒ Governanceガバナンスの頭文字、

 企業の成長戦略のキーワードです。

 
 
▼のだぶちょーの小ネタ

6月19日、米S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスはアメリカを代表する企業である

ゼネラル・エレクトリック(GE)をダウ工業株30種平均の構成銘柄から外すと発表。

代わりに入るのはドラッグストア ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス。

株価が下がっていることが理由とされていますが、まさに、これは“E”の影響ではないでしょうか。

GEはつい数年前までは世界を代表する一流企業だったはず。世の中の流れの速さをしみじみ感じます。
 

 

2018/07/27