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アメリカ育休事情
私は週に一度アメリカ人女性と一緒に仕事をしています。
一緒に、といいますか、彼女の会社を少し手伝っているだけなのですが
仕事をして、もう10年ほどになります。
今では仕事だけでなく、プライベートの話もざっくばらんに
できるようになりました。
先日は、アメリカの育児休暇の話題になり、
日本との違いに驚きました。
アメリカでは産休は、なんとたったの2週間なのだそうです。
考えられませんね。
日本だと、まだ病院に入院してる人がいるレベルですが、
アメリカでは、お産の翌日にはもう帰宅させられるのだそう。
からだの作りも違うので、簡単に比較はできないでしょうが、
想像できません。
だけど、育児休暇が2週間というのはあまりにも短いので、
3ヶ月に伸ばしたいそうですが、
トランプ政権は承諾してくれない、と言ってました。
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そうしてすぐに仕事に復帰してキャリアを積んでいくのでしょう。
赤ちゃんは保育園へ預けたり、ベビーシッターに預けたりするそうで、
その保育園が気に入らなければ、別の保育園へ、、という具合に
日本より環境が整備されてますね。
預けて仕事をしたほうが、収入が良いので仕事は辞めず
職場復帰しているそうです。
日米の違いはそれだけでなく、子育てへの考え方も違うようです。
結婚式へ参列するために赤ちゃんをおばあさまに預けたけれど、
あまりにも泣くので、式場へ赤ちゃんを連れてきてしまったと。
そんな話を聞いて、彼女は、「アメリカでは考えられない、
結婚式の間くらい、泣いても我慢させるべきではないか?
それが日本では普通なのか?」と驚いてました。
どちらが正解とは言い切れないと思いますが、
女性が働き続ける場合は、アメリカ的な考えをしたほうが
楽でしょうか。日本は子供の責任はすべてお母さんにかかって
きすぎるような気もしますし、お母さんのほうも、子供と離れられない
気持ちが強いと思います。
私の場合も、小さい子供を置いて仕事に行くのは心苦しいし、
子供と離れたくないと思っていました。
しかし、これからの日本社会は、そうも言ってられないのかもしれないですね。
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2017/04/11