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新しい人から学ぶ


今回も新入社員に関するテーマですが、受け入れ側、育成側の視点から。
4月の新人研修の前に毎年考えるのは、何をどう伝えようかということ。
新人は毎年同じ年齢ですが、こちらは1歳年をとっているので、毎年1歳ずつ
年齢のギャップが大きくなり、すでに世代さえ違う。さらにここ数年は
コロナ禍で学生時代の過ごし方も就活も大きく変化。
それを理解していく必要があるのです。最近の若いものは。ということでは
なく、目の前にいる人たちをできるだけフィルターを通さずに、見て、感じて
こちらのやり方を変えていく。
これって毎年ワクワクするし、時代の変化を感じて自分自身をブラッシュアップ
していくことにつながっていることを実感します。
だから新人研修はやめられない。

もちろんこれって新人を受け入れる職場(会社)も同じこと。
3月まで学生だったからすぐに仕事ができなくて当たり前。
ですが、そんな新人が入ってくるから受け入れ側が変化して成長していく
必要があるのです。ときどき新卒一括採用の是非が問われますが、
無くならないのは、その効果がとても大きいからなのです。
いろいろな事情で新卒採用をストップしたり、大きく減らしたりすると
そのあとで大きなマイナスが生じることが体験的にわかっているか
何としてでも毎年新入社員を採用する。
これってとても理にかなっている、人事戦略、経営戦略なのです。

で、これを日本全体に広げると、少子化がこれからどんな影響を
社会に与えるか、じっくり考えてみたいと思っています。
子どもと一緒に学び直すことが少ない社会ってどうなるんだろう。


【今週の1冊】

「冷静と情熱のあいだ(Blu)」
 辻 仁成 著
「冷静と情熱のあいだ(Rosso)」
 江國香織 著
 1999年 角川書店

この本の存在と映画が公開されていたこと知っていましたが、
当時は商業主義の売らんかなのプロモーションを感じて
本は未読、映画も見ていなかったのですが、読んでみて良かったです。
小学生の感想文のような書き方ではありますが、人生いろんな経験
踏まえてみると、二人の主人公の生き方や考え方、行動は若いし、未熟
だと感じながらも没頭する自分がいました。
男女それぞれの視点から異なる小説家が書くという手法も面白いし
辻仁成の村上春樹的な青臭い感じがなんか良い。
それと、フィレンツェとミラノという好きな都市が舞台だというの
心に響く。
訪れたことがある海外の都市は数少ないのだけれど、
赤茶けたフィレンツェの街並みと青空にアルノ川、ベッキオ橋、
そしてどんよりしたミラノの空気感とサンタマリア・デッレ・グラツィエ教会の庭。
記憶が蘇ります。

人生を楽しくするのは、「本と人と旅」ですよね。
 
 

 

2024/05/13

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