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愛の反対は、、、

今年も新入社員研修の時期が近づいてきました。
そんな3月は新人を思い浮かべながら研修プログラムを
考える時期。この受講生をイメージしてプログラムを作って
いくのが楽しいんですよね。
何を伝えるのか、どう伝えようか。どんな言葉なら伝わるのか、
その流れはどうしたらいいかを考えていく。
そしてそれを言葉にしていく。そのプロセスがとても楽しい。
その時気をつけているのが、自分の言葉になっているかということ

例えば、愛の反対は憎しみではなく無関心。ということを
さも自明の理のように使ったりする人がいますが、それが要注意。

愛の反対は、人によっても違うし、同じ人でも状況や環境によって
異なるはずなのです。
誰かが言った言葉を鵜呑みにしてしまうことの怖さをわかって欲しい。
言葉は自分のもの、自分の中から自然と湧き上がってくるもの。
だからこそ、たくさんの経験をして感情を動かし、いろんな情報を
インプットして、自分の言葉としてアウトプットする回数を増やし
いくことが必要なのです。
自分の言葉として、一度世の中に晒されることで反応が生まれ、
その反応を受け止めて、言葉が磨かれていく。

その第一歩が、「愛の反対は憎しみではなく無関心」のような
言葉を聞いて鵜呑みにせずに、自分に問いかけて自分の言葉を
見つけていこうとすること。
ということで、新人にはこのメッセージを伝えます。
「自分の言葉を持とう!」


東日本大震災から13年。もう13年、まだ13年。
あの日のショックは今でも鮮明に蘇ります。社会は変わったのか
自分自身はどうなのか、毎年振り返って問い続けていきたいと
思います。




【今週の1冊】

「きみの友だち」
 重松清 著
 2005年 新潮社

重松清は泣ける話が多いのだが、これもじんわりじんわり
心に響いてくるね。中高生の時って自分自身でも成長を感じる
ことができて楽しいけど、それって個人差があるから成長スピード
も感じ方も違うから傷つけ合うことも、自分が傷ついて悩んで
しまうことも多くて、生きづらかったり、思春期ってめんどくさい
よね。大人になってからはいい思い出だったりがほとんどだけど、
その瞬間はそんなこと考えられず、もがいているだけだったなあ。
と、そんな記憶が蘇ってきて、中学時代に戻ってみたいと感じて
しまいます。

 
 
 

 

2024/03/12

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