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アクシア社長のオフィシャルブログ
マネジャーは楽しい!
ひと雨ごとに春が押し寄せてきています。もうグイグイと! 気づいたら桜は満開。散歩の最中に「開花宣言してたっけ?」 と思って調べてみたら、満開宣言されていました。 ここ最近の記憶が飛んでしまっていたようです。 そんな記憶が飛んでしまった原因であろうことの一つが、 マネジャー研修。この時期は新入社員をテーマにした研修、 フォロー研修や受入れメンター研修が多いのですが、今年は その合間を縫ってマネジャー研修が目白押し。これもZoomの おかげです。年度末の忙しい時でも、会場を押さえなくても 移動しなくても開催できますからね。 さて、そんなマネジャー研修で 「マネジャーになってあなたは何をしますか?何がしたい?」 ということを考えてもらうのですが、意外と出てこない。 マネジャーって、組織の力を使って自分のやりたいことが できるようになることが醍醐味なのに、自分のやりたいこと なんて忘れてしまっている人が結構多いのです。 マネジャーになったのに、管理や報告業務で忙しくなったり 誰かの奉仕役になってしまったりで自分を見失ってしまっている。 これでは元気出ませんよね。 マネジャーのみなさん、あなたは何がしたいですか? その実現のために部下の力が必要だから部下を成長させないと いけないし、仕事を改善していく必要がある。 周りを巻き込むために、その人達との利害を調整しないといけない それはあなたがやりかったことの実現のため。 目的を見失ってはいけませんよ。 |
【今週の1冊】 「戸川秋骨ものがだり」 2021年 松井浩章/著 熊日出版 とても好きな時代、1800年代から1900年代半ばの日本の文 とでも言えるのかな。混沌とした社会の中で新しい仕組みや ルールが生まれていく中で生きてきた戸川秋骨という人物。 多分無名です。が、その周りには夏目漱石、嶋崎藤村、樋口一葉、 与謝野鉄幹、与謝野晶子がいて、とても豊かな時代だった感じが 伝わってきます。 新しい仕組みを作るエピソードの一つが、西村伊作が 文化学院という学校を作ったというくだり。 長女の進学に当たって理想とする学校がなかったので、 与謝野鉄幹・晶子などの声をかけて学校設立。 校舎も自分で設計し、著名な講師陣を揃えて開講。 現代、理想の教育のために塾を作る話はあってもその規模が違う。 そんな人たちに囲まれた戸川秋骨。最後のツメが甘かった ということはご愛嬌ですね。 |
2021/03/30