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目標を立てる

2022年 あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、新年には1年の目標を立てましょう。今年はどんな年にしたいのか。
その実現のために何をするのか。そして定期的に振り返って進捗を確認し、
計画を練り直しましょう。と、この流れは悪くありませんよね。

ところがこれが目標管理制度になってしまうと弊害がたくさん出てきて
しまうのです。(このテーマは数年前にも書いたのですが改めて)
ここに書き示すことが全てではありませんが、下記のような運用に
なってしまうことが起こってしまうのです。
・目標シートに書いたことしかやらなくなる
・目標シートに書いていないことをやっても評価されない
・目標シートに書いたことが実行できないとマイナス評価
・評価期間の途中で異動すると評価が標準になってしまう
・評価期間と仕事のサイクルのミスマッチが起きてしまう
などなど、まだまだたくさんあります。

もちろん最初の制度設計の時には上記のような問題に対して、
どのように運用したらいいかを考えるわけですが、実際に運用が始まって
しばらく経つと設計の意図通りにいかなくなってしまうことが多いのです。

例えば、評価期間の多くは半年か1年単位ですが、仕事はそうはいきません。
3年単位、5年単位、10年単位の仕事もあれば、週単位で回す仕事もある。
それを無理やり1年単位の評価にしてしまう。
あるいは、評価期間の途中で予期せぬことが発生した場合はどうするのか、
など、目標設定することで評価者も被評価者もそれに縛られてしまうし、
会社の制度として、違う評価基準を用いることは認められなくなってしまう。

実は、今改めてこの問題を書いているのは、コロナ禍で劇的に働き方が
変わってしまったことを多くの人が実感しているからなのです。
働き方が変わった。成果の上げ方が変わった。なので今の評価制度
当てはめるのではなく、新しい評価制度を考える時が来たのではないかと。

目標管理制度の問題点と新しい評価制度については、これからも定期的に
書いていきます。

ということで、アクシアの今年の目標は、「世の中に発信し続けること」
に決めました。
 
     
【今週の1冊】

「贖罪」
2001年 イアン・マキューアン 著  
    小山太一 訳   新潮文庫

ネタバレになってしまうので詳しく書けませんが、メタフィクション小説
と言われる構成。なので、読み終わってから、「え、どうなってたっけ?」
と最初から読み直し(2回目は確認しながら流し読みで)。

怖いなあ。13歳の女の子。

と思ってしまうのも子どもは正直で無垢な存在だという誤解があるから
なんですよね。大人は必ずその年代を経てきているのに、なぜか幻想を
抱いてしまう。それを逆手に取ったのかな。ヒトという存在の不思議を
考えさせられました。


【今週の1本】

「レ・ミゼラブル」
2012年公開 監督トム・フーバー
      主演ヒュー・ジャクマン、ラッセル・クロウ

言わずと知れたミュージカル映画ですね。最初のシーンで衝撃を受け、
最後のシーンでは、わかっていても必ず泣いてしまう。歌って偉大です。
舞台はフランス革命。ジャン・バルジャンが妹のためにパンを盗んで投獄され、
仮釈放まで19年。その後名前を偽って市長になったものの、シャベールに
追い詰められて、バリケードの中で学生と一緒に戦う。という長期
ずっとフランスは革命の嵐の中。自由を勝ち取るために血を流しまくった
フランスの強さを感じます。この時生まれたフランス国家の「ラ・マルセイエーズ」
の歌詞は凄まじいですからね。ちなみに明治維新は約100年後なんですね。
 

 

2022/01/03

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