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アクシア社長のオフィシャルブログ
失敗の数
| 今年も新人研修のシーズンが始まりましたね。 何というのか、3月から4月の変わり目って世の中全てが 新しくリセットされてキラキラしていますよね。 日本も北から南まで、東から西まで実は結構広いのですが、 冬から春に季節が変わり、桜が咲き誇り、日差しが変わる。 学校の入学を9月に、なんて議論もあったりしますが、 季節の移り変わりを考えると4月から新年度は理にかなっている ように思います。 そんな新人研修で伝えたいことはたくさんあるのですが、 その中の1つが、失敗の数を増やして欲しいということ。 これは新人だから失敗して当たり前。ではなく、自分が失敗する 耐性をつけることと、周囲の失敗に寛容になる。ということ。 そして、新人だからではなく、5年後も10年後も失敗できる人に なることを目指して欲しいというメッセージ。 失敗することは何かにチャレンジした証なのだから、 経験を重ねるごとに失敗することは難しくなる。 なぜなら大抵のことはうまくこなすことができるように なりますからね。だから失敗することが難しくなる。 そして失敗することが恥ずかしいと思うようになり、 無難に前例踏襲になってしまって、その結果周囲の失敗に 対しての許容度も低くなってしまい、チャレンジしない、できない 風土が出来上がる。 一度そんな状況になってしまっては、打ち破るのは難しい。 ということで、私も失敗し続ける人生送りますか。 【今週の1冊】 「満願」 2014年 米澤穂信 著 新潮社 ミステリーというのか、人の心の襞と死について 考えさせられる。一人ひとりの心の闇。その闇がほんの少し 漏れてしまうことがある。ちょっとした些細なことで、 あるいは日頃体験できないような状態に遭遇した時。 人って強いようで脆いもの。そんなことを考えさせられて しみじみしてしまいました。 さあ、村上春樹の新刊の発売が13日に決まりました。 再来週には読破できているか! |
2023/04/04

