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こうあらねばならない。ということから解放されてみる
12月半ばからずっと続いていた青天から先週末は久しぶりの雨。 雨が降ると空気が湿って柔らかい感じになるのですね。 少し肌が潤った感じで心地よい数日を過ごしていました。 空気と共に心も少し柔らかくなっていた時に浮かんできたのがこれ こうあらねばならないからの解放。 管理職研修のメインのテーマは今も昔も部下指導、部下育成 なのですが、当然ですが、その中身はどんどん変わってきています 最近多いのは、1on1ミーティング始めとした部下とのコミュニ の取り方。そこで、こうあらねばならない。に取り憑かれてしまう やり方の手順に縛られてしまって、やっているという形だけになり そもそも何のために行っているのかということや、目の前にいる人 ことを見ていなかったりすることが出てくるのです。 部下育成は何のためなのかを問い直すと、そこにはこうあらねばな は出てこないはずなのです。 そうです。例えばこの部下育成だって、「こうあらねばならない」 ではなくしっかりと本質を考えること。本質を考えることで、やる はシンプルになって誰もがやりやすくなるのではないかなと。 そして、シンプルに本質を考えるためには、 自分自身が楽しく生きることかなと。そう思ってしまうのです。 |
【今週の1冊】 今週も2冊 最近は日本の小説が多いですね。 しばらくこの傾向が多分続きます。 「赤頭巾ちゃん気をつけて」 1969年 庄司薫 著 中央公論社 「暗渠の宿」 2006年 西村賢太 新潮社 40年の隔たりがあり、題材も文体も違うのだけれども なぜか同じものが伝わってくる不思議な感覚。 共通するのは芥川賞作家ということか。 赤頭巾ちゃん・・・は再読。なんというか、今の私には 軽すぎて受け入れられない。時代背景なのか。当時のベストセラー なのに多分これから20年経ったら忘れ去られるんだろうな。 西村賢太はどうか。どうなんだろう。 2冊とも東京が舞台で馴染みの場所がたくさん出てくるのは 面白いのだけれど足が向かないのはそういうことか。 |
2023/01/17