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アクシア社長のオフィシャルブログ
デザインの話
今回は珍しく、ほんとうに珍しくデザインの話です。 最近街でよく見かけるようになった新型プリウス。 どうもデザインがかっこ悪いと思うのです。特に後ろ姿。 ゴテゴテしていてなんだかなあ。という感じ。 デザインセンスがあるわけでもないので(どちらかというと 自信がない)他の人はどう思っているのだろうと心配に なって「プリウス デザイン」で検索してみました。 そうしたら、出てくる出てくる、たくさん出てくる。 「プリウス デザイン 酷い/悪い/最悪・・・」安心しました! 結構多くの人がそう思っているんだなと。 さらにその検索の中で気になったのが、豊田章男社長の インタビュー。「ずっと言ってますよ。プリウスはカッコ悪い」 なるほど、、、。社長もそう言ってるんだ。でも変えないんだ。 あ、でもそれがトヨタの強さの一因なんですかね。 上にモノが言えない会社、上が言うことが絶対の会社であれば、 社長が「カッコ悪いなあ」と言ったら、社長直下の人が 「社長がそうおしゃっている。すぐにデザイン変更しなさい」 とデザイン責任者を呼び出して命令するか、 そんなことが何度かあるとデザイン決定の過程で社長の意向を 組んで、社長が気に入りそうなデザインにしてしまうか、、、。 まあ、そのいずれでも斬新なデザインはできないでしょうねえ。 で、そのプリウス。売れています。 今年1月-6月の最量販車種なんです。 デザイン以上のスペックなのか、あのデザインが受け入られて いるのか、それは変わりませんが、売れないデザインではない ようですね。 さて、その昔とある自動車メーカーの研修を行っていた頃、 その会社では設計、デザインなど各々の責任者が開発の途中で 異動したりなどなかなか信じられないことが起こっていました。 当然出来上がった車は売れません。販売がどんなに頑張っても。 クルマ作りの段階で誰も責任取りません、いや取れませんから。 仕事をしていると、外野から色々言われることありますよね。 でも自分が任された仕事は誰がなんと言おうと自らの責任に おいて進めて行きたいものですね。 ところで私がかっこいいと思っていた車はスバルアルシオーネ。 画像を検索してみましたが、時代は回ってとってもとっても 未来的なデザインでした。 |
【今週の1冊】 「君に友だちはいらない」 2013年 瀧本哲史 講談社 君に友だちはいらない必要なのは・・・。 夢を語り合うだけの「友だち」ではなく、 ともに試練を乗り越え、ひとつの目的に向かって突き進んで行く 「仲間」だ。 といきなりネタバレですが、これからの社会に必要な生き方を 示している一冊。 考え方はそれぞれ、生き方もそれぞれ。そんな中で強く生きて いくための一つの考えとして読んでみてはいかがでしょう。 理想的な仲間(チーム)として最初に登場するのは、 黒澤明監督の「七人の侍」。ここから惹かれました。 もう何度も観ている大好きな映画なのです。 ということは、多様な人材が集まった「仲間」が大きな力を発揮 するのは”今”だからではなく、 仕事をしている数十年の間で、 仕事ができたら本当に幸せなことなんでしょうね。 私にとって、 |
2017/08/04