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アクシア社長のオフィシャルブログ
仕事のあり方を見直す
先日出張の帰りの空港での出来事。 誰かが飛行機に乗っていたのか、出口にたくさんの報道陣が。 芸能人か?スポーツ選手?と興味はあったのですが、時間も なかったのでそのまま帰宅。 その日のニュースを見ると、とある人を待っていたようなの ですが、その人は通常とは異なる出口を使ったようで報道陣 の前は通らなかった模様でした。 結局待ちぼうけになってしまったから感じた訳ではなく、 仮にそこに目当ての人が現れたとしても、あの場所に何時間も 前から準備をして何人もの人(一つの局で)が時間を使う意味は あったのでしょうか? ニュースを見る限り、その映像が必要とは思えないし、その時間を 使うのであれば、そのニュースの背景をもっと深掘りして伝えた 方がどれだけ視聴者のためになるのか。 実は、このようなことはあらゆる職場で起っているのではないで しょうか。 今までそうだったから。他社がやっているから。などなど、 その仕事の意味を考えずに、やっていることを無駄だと考えずに 今までやってきたから何も考えずにやってしまっていること。 働く人が一人ひとりちゃんと考えたら、無駄な仕事はなくなるし、 もっともっとみんなワクワク楽しく仕事ができると思うのです。 だって、考えない仕事、意味がわからない仕事ってつまらない ですから。 今週の1冊はそんな働き方の対極にいた人の本をたまたま 手に取りました。 |
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【今週の1冊】 「日本一のデパ地下を作った男」 三枝輝行ナニワの逆転戦略
2018年 巽尚之著 集英社インターナショナル 大阪梅田の阪神百貨店。地下の食品売り場のイカ焼きが 有名ですね。そんな阪神百貨店の社長であった三枝氏の
ビジネスマンとしての生き様を描いた一冊。
一言で言うと、固定観念、既成概念にとらわれない発想と行動力。
それを新入社員時代から発揮し、貫く強さ、図太さ。痺れます。
そして、こんなキャラクターを社長にする会社の度量。
今度大阪に行ったら必ず阪神百貨店によってみたくなりました。
さらに最後の最後に書かれていた「くまもと阪神」のくだり。
三枝さんが救ってくれたのだのですね。ありがとうございます!
少し気になったのは文章。
著者が新聞社出身だからでしょう。新聞表現が多々目について、
多少読みにくい。
「二度と来るな と塩をまかれて追い返された」本当に塩まく?
「店主のくぐもった声が響いた」この表現必要?
「仕方なく額の汗を拭きながら」この場面でそんなことはしない
など、など。
私も文章を書く時には気をつけなきゃ。と額に汗を書いた。
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2018/09/03