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アクシア社長のオフィシャルブログ
もっとワガママに
梅雨空が続きますが先週末は夏至。これから少しづつ日が 短くなっていくんですね。わかっていても不思議です。 暑くなるのはこれからなのに。昨年の夏は熱かった。今年 はどうなるのでしょう。暑いの苦手なので心配です、、、。 天気を変えることはできませんが、環境は変えられるよ。と いつも研修の時(特に若手、新人!)に伝えているのですが、 仕事は嫌なことを我慢するものだからワガママ言ってはいけ ない。と思っている、いや刷り込まれている人がいかに多い ことか! 働く環境、暑いとか寒いとか、暗いとかうるさいとか、 トイレがいつも混んでるとか、会議室がなかなか取れない とか、電車が混んでて通勤が辛いとか、相談に乗ってくれない とか、やりたいことがあるのにやらせてくれないとか、 なんでもいいのです。ワガママ言えば。 周りを見渡してみると、好きな仕事して楽しんでる人や きちっと成果を出してる人って、結構ワガママなはずです。 自分で自分が働きやすい環境を作っているから楽しいし、 成果も出やすいですよね。しかもその人のおかげで周りの 人の環境も良くなっていく。 そのワガママが単にサボりたいとか他の人にしわ寄せがいく ことでなければ、もっとワガママでいいのだ!だって仕事は 我慢を強いるものではない!と強く思う今日この頃です。 と、ここまで書いていて気づいたことが。 すでに働く環境が整っている会社は多いし、とても居心地が いいオフィス増えてきているという事実。最近訪問したあの 会社もその会社もとても働きやすそうでした。と、いうこと は誰もワガママ言わなくてもいいんですよね。しかしそれは 環境が整っていない場所で仕事をする適性を養うことができ なくなってしまうのではないか。グチャグチャの中でももが きながら成果を出すことに拘ることで成長できるのではない のだろうか、、、。と考えてしまいました。 うーん、難しいものです。 |
【今週の1冊】 現代語訳「論語と算盤」 渋沢栄一 守屋淳訳 ちくま新書2019年36刷 (論語と算盤 初版1916年) 2024年度から一万円札の肖像になる気とが決まった 渋沢栄一。ということで書店でも平積みされていました。 日本実業家の父と言われる渋沢栄一。その真髄を知りたい と思ったのですが、この本はちょっと違いました。渋沢栄一 が書いたのではなく、講演をまとめてテーマ別に編集された もの。読み進めてわかったのは、やはり論語を一度読んで おいたほうがいいということ。いい現代語訳を探してみたい と思います。 面白いのは「今の青年は師匠を尊敬しない」という現代の 若者への苦言とともに、「昔の人間は、自分を向上させる ために学問をした。今の人間は・・・」と論語にも書かれ ている。というくだり。若者に対してそういう思いを抱く のは年配者の古今東西の伝統芸なのですね。 |
2019/06/25