HOME» アクシア社長のオフィシャルブログ »笑い飛ばす
アクシア社長のオフィシャルブログ
笑い飛ばす
今週もまた今週も書いてしまいます。夏はどこに行った! 今までの経験だとお盆過ぎると秋の気配が漂ってきます。 (東京は、ですね。ふるさとの熊本は9月はまだ真夏) 風が変わり、雲が変わり、夕方になるとツクツクボウシが。 そう言えば今年は蝉の声も聞いていませんね。 今年の夏は頑張って2週間。その短い夏を笑い飛ばそう! と思っています。毎日いろんな事件が起きますね。そういう 事件を取り上げるのが新聞やテレビの役割なので、できるだけ そういうものを見ないようにしているのですが、完全に シャットアウトすることはもちろんできずに影響されて しまいます。 そして、そんな事件の中には、そんなに難しい顔したり、 敵味方を作ったりせずに笑い飛ばしてしまえばいいのに。 と感じるものもあったりするのです。(もちろん笑い飛ばす ことなんてできないものもあります) 怒ったり、イライラするより、にこにこ笑って過ごす方が 何倍も幸せになりますからね。例え面白くない映画を見たと しても、「面白くない映画を見たこと」は笑って話せること だし、電車に駆け込まなくてもドアに足を挟まれて転倒する ことも電車が悪いのではなく、自分の反応の鈍さが笑いに なりますから。 大抵のことは笑って許せる人、いいですよね。 |
【今週の1冊】 「僕らの世界を作り変える 哲学の授業」 2019年 青春新書 土屋陽介著 答えのない問いをみんなで語り合って深めていく。 それが「哲学対話」。その哲学対話を中高一貫校の 道徳の授業で取り入れて実践している土屋氏。 興味深い取り組みです。過去の哲学者について勉強したり 難解な言葉を使うわけではないので、中高生どころか、 小学生でも十分に実践可能。そういえば小学生のとき、 あーだこーだ考えるのが好きだったなあ。 実はこの手法を一部研修に取り入れているのですが、 正解がないものを自由な雰囲気で真剣に考えるプロセス はとても面白いですね。自分の思い込みが揺らいで変わる 瞬間はたまりません。 気になったことが一つ。 学校とは基本的に「出来合い」の答えや方法に満ち溢れた 空間であり、教科書に出てくる問題にはすべて「出来合い」 の答えがあり、答えに至る手続きもすべて明確に決まって いて、求められているい手続きにしたがって正しく答えを 導くことまで求められている。との記述。 学校の先生と話をした時に、このプロセスに全く違和感を 感じていないことに驚いたことを思い出しました。 そんな小学校だったら間違いなく落ちこぼれていたか、 登校拒否になっていただろうな。「学習指導要領」読んで 見なきゃ。確か東京駅の丸善に置いてありました。 |
2019/07/23