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アクシア社長のオフィシャルブログ
一番の競争相手は時間
| ほぼ1年前、東京オリンピックが開幕しました。 あれから1年。東京オリンピックは我々に何を残したんだろう。 既に遠い記憶になってます。 なんてことを考える暇もないくらい仕事漬けの夏。 そしてまだクーラーの不調が続いています。 蒸し暑い、、、。 そんな暑い夏に考えるのは、何か新しいことを始めたいという 心がムクムク動く面白いこと。 新しいことを始めるには、まず市場調査だ。そして役員を動かす ために精緻な企画書だ。なんてことをなんだかんだと考えていると 時間は確実に、無駄に過ぎていく。 そして、その間に他の会社が同じアイデアでビジネスが始まり、 新しいマーケットができ、これから始めても手遅れになってしまう 一番の競争相手は、競合やどこかの誰かではなく時間なのです。 時間を味方につける。そのために、まずやる。やりながら考え、 うまくいかなかったら修正する。そして誰よりも早く振り返って、 修正作業に入れることが、時間を味方につけたの先行者のメリット 最初に失敗しないと一番美味しい果実が得られませんからね。 失敗から得られる知見は膨大です。だって二番手には絶対に得られ ノウハウですから。 さらに、新しいことをやり続けることの大きなメリットは、 正解がない世界に突入するワクワク感とヒリヒリ感。 その感覚、思春期にはみんな感じていたはずですよね。心と体。 自分の思いと周囲とのズレ。それにもがき苦しんで、それでも考え 行動する。そしてちょっとだけ、ほんの少し何かを感じる。 新しいことを始めるって、そんな感じだと思うのです。 何か新しいことをやる時に競争相手は時間。そして、その時間を 味方につけることができたら怖いもの無し?かも。 | 
| 【今週の1冊】 「デミアン」 1919年 ヘルマン・ヘッセ 著 高橋健二/訳 新潮文庫 この時代の成せる技なのか。いつの時代も同じ思春期の少年から 青年への葛藤がなせる技なのか。心が揺さぶられます。 とても100年前とは思えず、生々しくリアルに自分の姿と投影で 不思議だなあ。 この時代が好きなのか、今と投影できるからなのか。頭の中で ありありとシンクレール(主人公)が動き始めています。 小説に浸れるってやっぱりいい時間ですね。 | 
2022/07/26

