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アクシア社長のオフィシャルブログ
強さの源
今週から10月。グッと秋の気配が濃くなってきました。 9月もなかなか晴天に恵まれず、(数日ありましたが 続きませんね)10月に期待、ですね。 実は研修という場って、日常の思考や行動のクセがよく 出ます。実によく出ます。普段の仕事とは違うから、 際立ってくるのでしょうね。アクシアの研修の多くは、 ワークを中心に行うので特によく出るのでしょうけれど。 その中の日常の行動の差がよく出ることの一つが、 「発言の強さ」 発言の量ではなく、強さ。 重みというか、説得力というか、引き込む力というか。 発言の強さの源を考えていくと、行き着くことの一つが、 「他人からの評価を手放している」ということかなと。 「他人からどう見られているかどうかを気にしていない」 と言い換えることができるかもしれません。 もちろん、言いっ放しでもなく、自分の発言の影響を 考えていない訳でもないのですが、他人からの評価を気にせず に自分の心からの気持ちをきちんと発言しているからこその 強さ、なのです。 人はみんな凄い力を持っています。才能に溢れています。 私はそう信じているのですが、周りの評価ばかりを気に していると自分の考えが前に出てこなくなってしまうのです。 凄い力や才能が影に隠れてしまうのです。 どう見られているか、どう評価をされるのかに少し目をつぶって 考えていることを、サラっと言って見ませんか。 多分何かが大きく変わると思いますよ。 |
【今週の1冊】 「申し訳ない、御社をつぶしたのは私です」 カレン・フェラン著 神崎朗子訳 2014年大和書房 コンサルタントがコンサルティング会社の内幕を書いた一冊。 ・「戦略計画」は何の役にも立たない ・「数値目標」が組織を振り回す ・「マネジメントモデル」なんていらない ・「リーダーシップ開発」で食べている人たち など過激なタイトルがついた章が並び、 コンサルタントが提案する新しい戦略論など、流行りの ダイエットやエクササイズだ。と断言する。 (毎年のように◯◯式ダイエットとか出ますよね) なるほど、そうですよね。経営戦略の指南が正しければ、 コンサルティングファームの業績は常に絶好調だし、 話は少しずれますが、営業研修会社の業績は右肩上がりのはず! 具体的な失敗事例もたくさんできてきます。 それもこれも結局、未来の事は誰にもわからないということに 尽きてしまうのですが、要はコンサルティングファームを 正しく使いましょう。ということ。 つまり、「出来上がった作戦そのものは役に立たないが、 作戦を立てる行為こそが重要」 「計画を立てる課程にこそ価値がある」「自分たちで頭を 絞って考え、自分たちで学び発見するプロセスにこそ価値がある」 ということなのです。まさにその通り。 丸投げせずにコンサルティングファームは正しく使いましょうね。 |
2017/10/02