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アクシア社長のオフィシャルブログ
判断する力
| いよいよ4月も最終週。来週2日はGW中の平日ですが、 カレンダー的に5月1日2日は有給休暇奨励日になって いる会社が多いだろうという推測でメルマガはお休み することにします。ということで、4月最後はやっぱり 新人研修の話で締めくくろうかなと。 コロナ明けの今年は、対面での新人研修が戻ってきたので なかなか印象深いんです。 ほとんどの研修はオンラインで十分効果はあるのですが、 社会人経験が浅い新人は可能な限り対面がいいですね。 このように目的と対象、求める効果に合わせて対面か オンラインの使い分けがとても大事になっています。 さて、そんな新人研修の最後の話のテーマは、判断力。 私が新人研修でよく使う言葉が、「自分で決めて」 「自分たちで考えて」「相談しなくていいよ」。 油断してるとすぐに確認に来るし、聞きにくる。 その度に答えるのがさっきの言葉。 確認して許可を貰えば楽かもしれない。その通りやれば 怒られないかもしれない。確認しておけば自分で責任を 取らなくていいですからね。その状態を無くしたいのです。 私が新人研修でわかって伝えたいことは、自分で考えて 自分で判断するクセをつけること。だから自分で考えてもらう。 その習慣をつけてもらいたいのです。 許可を求めても答えてくれない。そんな経験から自分で 考えるようになっていく。本当に小さなことですが、 そこから始めることが大切なのかなと。 さあ、今日の新人には何を伝えよう! 【今週の1冊】 「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」 1985年. 村上春樹 著 先週の予告通り読みました。もう何度目でしょう。はい。 きっちりと読みました。そして新たな感動に包まれています。 ちょっと大袈裟? というくらい、好きだなあ。この本は。 小説って、その時の自分を投影するから、ストーリーが わかっていてもその時によって感じることが全く違う。 まさにそれを実感できた数日でした。 一つひとつのセリフが沁みるなあ。刺さるなあ。 という余韻に浸って、しばらく村上春樹からは卒業します。 次に出会うのは5年後、10年後かもしれないけれど、 新刊出たら真っ先に読むし、新刊読んだら他のも読みたく なってしまうんだろうなあ。やれやれ。 |
2023/04/24

