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アクシア社長のオフィシャルブログ
AIは人間を超えられるか
シンギュラリティは2045年とも言われていますが、 それは知能の点であって、人間そのものではありませんよね。 知能に限らず、IPS細胞の実用化が進んで肉体的にも加速度的 に進化することは間違いないですが、それを組み合わせても 人間と呼べるのか? そんなことを走りながら考えていたりしました。 毎年この時期には同じ大会に参加します。 今年のメンバーは誰々で、新しく◯◯さんが加わって、、、 一昨年はどうだったかな?スタンドで応援しているとそんな ことも考えます。 昔のことって記憶が薄れてくるし、なぜか走っている時の しんどい思いは忘れるのに、ゴールした時の達成感は思い 出すなあ。とか、とか。 AIと人間の違いはそこなのかな? 「人はただ記憶によって個人たりうる」 とはあるアニメの中のセリフ その記憶は時間とともに薄れていくし、曖昧になるし、 時には書き換えられる。 その曖昧さが人間なのかな。 AIによる知能や知識の集積に時間軸の感覚はあるのだろうか。 そんなことをいろいろ考える思考実験も面白いものです。 答えはありませんからね。 |
【今週の1冊】 「ハーバードの人生が変わる東洋哲学」 2016年 早川書房 ハーバードの超人気講義であるらしい講義について書かれた本。 東洋哲学というより、中国の思想家、「孔子」「孟子」「老子」 「荘子」「荀子」の考えがまとまっている。 そうかそうか、もうすっかり馴染んで当たり前のような考えも 原点はここなんだ。という気づきあり、各思想家の違いも 明らかになって面白い。 「トロッコ問題など考えても意味がない」で始まる導入から 引き込まれる。 自分は人生をこう生きていると頭で考えていても、それは実際の 自分の生き様ではない。 このような状況では感情や本能が支配圏を握る。だからこそ、 本能を研ぎ澄まし、感情を鍛錬し、たえまない自己修養に励む こと。 やっぱり、いろいろ考えるのは面白い。 |
2017/11/07