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アクシア社長のオフィシャルブログ
時間をかける
今年のゴールデンウィークは天候が安定しませんでした。 この時期は毎年晴天が続いていたイメージがあるのですが、 気温も上下するし、雨になったり晴れたと思ったら雷雨に なったりで大忙し。特に大きなイベントもなかったのですが、 天気の変化で楽しむことができました。 そんな連休に入る前とまだしばらく続く新人研修なのですが、 入社して1ヶ月も経ってくるとしっかりと社会人になっている から不思議なものです。すぐに環境に慣れることができるのが ヒトの強さ、しぶとさであるとつくづく思います。動植物に 比べ、ヒトの南限北限は広いですからねえ。 しかし、当然個人差があります。すぐに馴染む人なかなか 馴染むことができない人。馴染むことができない人がいると、 本人も周りも焦ってしまいます。あれやこれや手を出したりと。 そしてその多くは効果を出すことができずに、またあれやこれや と手を変え品を変えて、、、。 そこで、是非焦らず時間をかけて欲しいのです。ほんの半年。 長くても1年。その期間焦らずゆっくり時間をかけるだけで ほとんどのことは解決します。人によって時間配分(ペース) が違うだけ。 時間をかけるのは学ぶことも同じ。その人に合わせて学びの スピードを変えていく。どんな学びでも一定の時間が必要 なのですから、その時間さえ確保できれば習得できる。 焦らず、慌てず、時間をかける。何かと慌ただしいと感じて しまう今日この頃ですが、そんなことありませんよ。 ゆっくりのんびり自分のペースで考えることが一番の近道 なのですから。 |
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【今週の1冊】 予想通りに不都合 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」 2013年 ダン・アリエリー著 熊谷淳子訳 ハヤカワ文庫 ホントに人って合理的に判断できない、行動できないんだなあ、 ということがよくわかります。人ごとではなく自分もそう。 モノの価値を最初にインプットされると、それを基準にして しまって、わかっていてももうその呪縛から逃れらさないし、 一度手にしたものは手放したくなくなってしまうし、 (手放すきっかけを”ときめき”にしたこんまりは凄い!) プラセボ効果を知っていても、効果出ちゃうし、、、。 この考え方は、通販やテレビショッピング、怪しい健康食品 に多用されていますね。よく研究しています。 この本で一番驚いたのが外科手術のプラセボ効果。ある外科手術 で実際に施術したグループとしていないグループで効果の優位性 がない・・・プラセボ効果がある。という実験。 ヒトって意識で大きく変わるものなのですね。 新しい元号になりました。これからしばらくは、新刊ではなく、 (今までも少なかったのですが)最低でも5年以上前に発行 されて、絶版になっていない、長く読まれている本を読んで いこうと思います。 |
2019/05/11