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混沌を楽しむ

ゴールデンウィークが明けて忙しい毎日が戻ってきました。
だからこそ睡眠!ということで、5月に入ってからの平均睡眠時間
7時間45分。今までずっと7時間くらいだったのですが、長く眠ることが
できるようになってきたのは嬉しい限りです。
長く寝るにも体力が必要ですからね。最近プール通いを増やして泳ぐ距離を
伸ばして体を疲れさせているおかげかもしれません。

そんな5月は混沌(カオス)を楽しみたいと思っています。
頭の中を整理してスッキリすることは物事を効率的に考えるために
いいことですが、それだけでは何か面白くない。
もっと雑多なもの、いろんなものを詰め込んで、頭の中をぐるぐる回す
ことで、今までにないアウトプットが生まれるのではないか。
そう思うのです。

長く仕事をしていると、多くのケースでのベストプラクティスがあり、
その通りにすれば、大抵の場合うまくいく。
そして、世の中の変化に気づかず、時代遅れになってしまって
気付いたら手遅れになってしまっている。
もしかしたらそんな危機感を感じていたのかもしれませんね。

ということで、これからは今まで会ったことがない人に会ったり、
行ったことがないところに行ってみたり、手に取ったことがない
ジャンルの本を読んでみたり、混沌を楽しんでみようかなと。

さあ、どんなアウトプットが生まれるのでしょうか。
 
 
【今週の1冊】

「フェルマーの最終定理」
 2000年 サイモン・シン 著 青木薫 訳

サイモンシンは外さない。
「暗号解読」に「ビッグバン宇宙論」数学、物理の世界をこれほど
ワクワクと読ませてくれる作家は多分いない。そして訳者も素晴らしい。
フェルマーが
nが3以上の自然数の時xn + yn = zn となる自然数の組 (x, y, z) は存在しない
と書き残して亡くなったのが1665年。そしてアンドリュー・ワイルズの
証明が確認されたのが1995年。330年の年月を経て証明されるまでの物語。

数学(数理)とは何か、数学の世界はどうなっているのか。そして
一つの予想が証明されて定理になるプロセス。思考訓練であり、概念であり、
哲学でもあり、今までの土台の上に成り立っていながら、それを如何に
超えていくことができるのか。とにかく面白い。

そして、この証明の肝になったのが、日本人の「谷山-志村予想」
日本人の功績がしっかりと書かれているのはとても嬉しい。
そして、今の数学や科学技術は先人の上に成り立っている。
これはサピエンス全史で書かれている「認知革命」そのもの。
全ては繋がっているのですね。

 

2022/05/17

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