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アクシア社長のオフィシャルブログ
形から入る
今年最後の3連休でした。少し近場に出掛けてみましたが、 そこそこ人がいていい感じ。春の緊急事態宣言の時には、 空席だらけの新幹線をみて涙を流し、ゴーストタウンに なった銀座を走って異次元を感じていましたが、もうその 世界には戻りたくない。そのためにも一人ひとりが気を 緩めずに、手洗いを徹底し密を避けた生活をしてコロナを 乗り越えるしかない!と感じた連休でした。 そのためにも「形から入る」ってことはとても意味がある ことだと思っています。昔むかしランニング始めた時は、 まずウェアやシューズを買って気分を盛り上げたし、 Zoomの研修を本格的に始める時には、PCを買い替え、 モニター増やし、スイッチャーまで買って体制を整えました。 そこまでやったらオンライン研修やるしかない!ですから。 さて、これからニューノーマル。働き方も変わっていく時に、 「形から入る」のはいかがでしょう。 まずオフィスの環境。もちろん業種や職種によりますが、 一つのオフィスに集まって仕事をする意味が変わってきたのだから オフィスレイアウトも大きく変わるでしょう。一人で仕事する ならオフィスに行かなくても良いわけですから、オフィスに集まる 目的は他の人とディスカッションをするため。そのための形を作る 家で仕事ができるようになったら、子どもの送り迎えは男性が 行うと決めるとか。昼の1時間は運動の時間にするとか、まずは 今までとは違うことの形を作る。そこから何か新しいものが 見えてくるのでは無いでしょうか。 その昔会社員だった時のことを思い出しました。 仕事に集中したいから、周囲をパーティションで囲って個人スペー 確保したいと会社に申請したら、「みんなの顔が見えないとダメだ という謎の理由で却下されたことを。誰がみんなの顔を見たいの? いよいよ明日何が起こるかわからない時代。まずは何か新しいこと を始めてみる。成果はやってみないとわからない。まずは「形から ことで気分が変わる。その一歩を踏み出すか踏み出さないかが会社 将来を決めてしまう気がします。 さあ、今日から何をしてみようか!ちなみにコロナで運動不足に 陥って増えた体重を戻すために、3週間前から1日2食生活という 形から入ってみたら2週間でコロナ禍前の体重に戻りました。 喜んでいたのですが、現在絶賛リバウンド中です。 形から入ってもなかなかうまくいかないこともありますね。 |
【今週の1冊】 「或る女」有島武郎 著 1911年 白樺の創刊から連載 1919年 後半書き下ろし 自信過剰なわがままないけすかない女の話。自業自得な結末。 なのですが、妙に心を惹かれてしまい、小説の舞台になった場所に 自然に足を運んでいってしまっていました。横浜桜木町の紅葉坂、 波乱の1年を過ごした東京芝の苔香園。感慨深いものがありました ここに葉子が住んでいたのかと。 アメリカでビジネスをしている日本人と結婚するために船で向かっ のに、その道中いろいろあって船を降りずに日本に帰って来るし、 それでもアメリカの彼にはお金は送らせせるし、まあ兎に角めちゃ この時代の高揚感や退廃的な世界観が好きです。 1800年台後半から1900年台中盤って世界がグラグラと動い 感じが伝わってきます。一度行ってみたい、そんな時代ですね。 |
2020/11/23