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アクシア社長のオフィシャルブログ
予期せぬ出来事
| 2月も終わりに近づくと途端に春めいてきますね。太陽の 輝きや、風が運んでくる香りが優しくなってくる、とても いい季節。花粉がなければ最高なのですが、、、。 一方、季節の変わり目は何かと安定しない時期でもあります。 昨日は朝から電車のダイヤが乱れて(代替路線がない中央線 が停電!)、国立大学の二次試験も重なって、大変な状況 でした。受験生のみんなが実力を発揮することができていれ ば良いのですが。 電車が止まるだけでなく、そんな予期せぬ出来事っていつ 起こってもおかしくありません。それは悪い意味だけでなく、 良い意味でも。 実は研修の効果、あるいは醍醐味はそこにあると思っています。 いつ、どのような予期せず出来事が起こっても冷静な対処が できて、最善の策を尽くし、最高の結果を出す。そのための 擬似練習が日常を離れた場である研修の大きな意味である かなと。 研修で準備を行っておけば、予期せぬ出来事が起こっても 冷静に対処することができます。人は1度目の体験より、 2度目の体験の方がずっとうまく対処することができます。 ましては3度目はかなり余裕を持って。 研修でそんな練習をきちんと行っていれば、本当に予期せぬ 出来事が起こっても不思議と冷静に対処できるものなのです。 「お、これは新しいパターンだな!どのように攻略しようかな」 と。研修でここまでくればどんな状況でも楽しむことができる から面白い。さらに、他の人の対応を同時に経験することが できるので、対処のバリエーションが一気に広がるのです。 研修を上手に活用している人はそこが違いますね。 予期せぬ出来事、楽しいですよ。今年はこれからどのくらい 予期せぬ出来事に遭遇するか、本当にワクワクです。 |
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| 【今週の1冊】 「会計が動かす世界の歴史」 2019年 ルートポート著 KADOKAWA またまたとても面白い本に出会いました。”会計”の本では ありません。どちらかと言えば世界史(ヨーロッパ史)に 近いかも。いえいえ、それより文化人類学かもしれません。 会計=経済=お金=生活を通して、ヒトのことがよくわかり ます。メソポタミアから中世イタリア。スペイン王国から フランス革命、産業革命から見た会計の成り立ち。お金は 何かの象徴なのでしょうか、ヒトの限りない欲望なので しょうか。会計を通して人間の愚かで憎めない側面があぶり 出されていきます。 そして最後の一言が「知的好奇心を失わないこと」 この一言が人類最大の価値かもしれませんね。 |
2019/02/26


