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アクシア社長のオフィシャルブログ
「勝ちパターン」は「負けパターン」
| 世の中の変化で感じることの一つが、営業のやり方。 インターネットが普及してきたことでの変化を コロナが一気に加速させました。 私が前職リクルートで営業をしていた30年前とは様変わりです。 当時は毎朝毎朝新規アポ取りと言って営業電話を かけて、100件に1件くらいでやっとアポイントが取れてやっと 訪問しても断られの繰り返し。その時はアポ取りのトークや 会って欲しい人への手紙の書き方など、今では全く役に立たない 営業の勝ちパターンを学んでいました。 その後会社を立ち上げて、研修事業を立ち上げた時の新規取引の 勝ちパターンは、紹介セミナーの実施。 無料で研修の一部を体験いただくことで取引につなげるやり方。 これは効果がありました。今も取引が続いているクライアントも たくさんあります。 それもコロナで終息。簡単にセミナーが実施できるようになって、 完全にレッドオーシャンになってしまいました。 そして、今は研修動画のオンデマンド視聴。これも結構効果ありま そう、過去の勝ちパターンにこだわっていたら完全に負けています 今までのパターンの勝率、成約率が下がってきたらやることは そのやり方を洗練させることではなく、新しいやり方を試して、 その道の先駆者になること。 その試行錯誤はノウハウになり、確実に先行者利益を得ることが できるのです。そして、他者が追いついてきたら、次の新しいやり を見つけていく。その繰り返しができるかどうかが勝ちパターン。 「今までのやり方では成約率が下がってきました。なので、こんな やり方はどうでしょう」 と問いかけられたとき、 「前例はあるのか?ないならGOだ、やってみよう!」 ですね。 |
| 【今週の1冊】 「ワーニャ伯父さん」 1897年 チェーホフ 著 浦 雅春 訳 チェーホフ、初めてでした。やっぱりこの時代のロシア文学は 面白いですね。生々しく生きているよく深い人たちの心が よく描かれているんですよね。 今、この瞬間にでもどこかの街で、誰かの家の中でこんな会話が されていても不思議ではない。いつの時代も人の業は深い。 さて、このワーニャおじさんは、映画の「ドライブマイカー」 の中でとても重要な役割を担っています。映画の中での 「ワーニャ伯父さん」の舞台での西島秀俊、岡田将生のセリフが 蘇ってきます。 もう一度「ドライブマイカー」で村上春樹の世界に浸りたくなって きました。 |
2022/08/23

