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アクシア社長のオフィシャルブログ
動くこと。感じること
以前何度か書いていますが、初めての場所、新しい場所に 行くことが楽しくて仕方がありません。 出張の時はランニングシューズを持っていき、できるだけ 自分の足で走り回って、空気、匂い、音、五感全体で街の 雰囲気を知るようにしています。もちろん五感ですから、 その土地のものを食べることも忘れずに。 と、それはそれでとても刺激的なのですが、この3連休で わかったことがありました。 何度も行った場所でも視点を変えるだけで新しいものが 見えてくる。 ちょっと時間ができて、ある駅に久しぶりに降りてみたの ですが、雰囲気が随分変わっていてとても面白いスポット に変身。街ってこんなに変わることができるんだ!と 新しい発見が。 そこで地元を改めて新鮮な気持ちで歩いてみると、、、。 うーん、ここでも新しい発見が! 人間慣れてしまうと何も見えなくなってしまうのですね。 いつものルートをいつものように歩く。何も見えない、 感じない。それがちょっと意識を変えて視点を変えるだけで 見えるものが変わってくる。面白いものです。 実は先日も研修で同じような体験がありました。 まさに、目の前にあるのに意識しないと全く見えていない。 現物がそこにあるのに!ヒトって面白いものです。 他の人との思いや意識のギャップってそんなところから 生まれるんでしょうね。同じものを見ているようで、 人によって見え方が大きく違うのですから。 |
【今週の1冊】 「ホモ・デウス(テクノロジーとサピエンスの未来)」 2018年 河出書房新社 ユヴァル・ノア・ハラリ著 柴田裕之訳 面白い。とにかく面白い。何度もじっくり読み返したい。 上下巻あり実はまだ上しか読んでいないのですが、オススメです。 「ホモ・サピエンス(賢い人間)」から「ホモ・デウス(神)」へ 未来のことは誰にもわかりません。 20年、30年、ましてや50年前に今の世界を誰が予測できたで しょうか。しかし、人は未来を予測し、未来のために今何が できるかを考え、今考えていること、行動していることがその 未来に繋がっていく。 その未来を予測するために歴史を学ぶ。 「人は自分で選択しているように思っていても、時代や環境に よって大きく影響を受けていてそこから逆らえないのですよ。」 と研修の時にもよく伝えているのですが、ここで非常にわかり やすい表現にまとめられています。 「私たちは一人残らず、特定の歴史的現実の中に生まれ、特定 の規範や価値観に支配され、特製の政治経済制度に管理されて いる。そして、この現実を当たり前と考え、それが自然で必然 で不変だと思い込んでいる。」 「歴史を学ぶ最高の理由は未来を予測するのではなく、過去 から自らを解放し、他の様々な運命を想像するためだ」 そう、とにかく想像力を掻き立てられる刺激的な本に出会いました |
2018/09/25