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アクシア社長のオフィシャルブログ
既得権という魔物
先日アルバイトの学生からこんな相談を受けました。
でアルバイトをしている。そこは新規オープン店 なのだが、オープン当初は、アルバイトのみんな で相談しながらシフトを調整して、店長が決定 していたが、2ヶ月くらいでなんとなくシフトが 固定。それで数ヶ月経った。彼の友人は夜番に 入ることが多いシフトに収まっていたのだが、 週に数日でも遅い日が続くと疲れがたまるし、 夜遊びに行くことも少なくなってしまった。 そこで、他のアルバイトにシフトの件で相談 (LINEのグループ)したのだが、誰からも反応が ないし、変わってくれる気配がない。 その後アルバイトの時に前の時間の人にそのこと を話しても、「遅番は大変だよね」といなされて。 しまい、誰も変わってくれようとしない。どうし たらいいんですか。”と。 |
このような話、いろんなところに転がっていますよね。 手放したくなくなるもの。既得権の魔力です。 握って離さない本人からすれば、今まではそんなこと 微塵も考えていなかったのに、手放してくれと言われる と、絶対に手放したくなくなる。守ってしまいたくなる のです。 (この場合は店長ですね)が、しっかりと仕切らな ければいけないのですが、事を荒立てたくない マネジャーは自分が矢面に立ちたくないから、 わかっていてもスルーするか、変わって欲しい人に 無理をさせたままにして、問題を先送りしてしまいます。 だけでなく、自分も含めた全員であると考えなければ いけません。 そう考えることができれば、正規社員と非正規社員の 問題や、時短勤務者とフルタイム勤務者のいざこざは 解消することができるはずなのです。 一度手にした権利を手放す勇気をみんなが持つこと ができれば、より多くの人が本当に働きやすい職場 にすることができるのではないでしょうか。 |
2016/10/04