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アクシア社長のオフィシャルブログ
知らないことを知ると知らないことがわかる
世の中、なかなか奥が深いものです。知らないことだらけ。 ということで、休みの日に時間ができると今まで行ったこと がない街に行って歩くようにしています。 東京近郊でも降りたことがない駅たくさんありました。 その日の気分で駅を決めて電車に乗って、初めての駅で 降りてぶらぶら歩く。同じチェーン店でも街によって 雰囲気が違うし、歩いている人の様子、年代構成とか ファッションとか特徴があるものなんですよね。 同じ東京でもこんなに違うものかと思うくらいに違う。 この街で生まれて育ったらどんな感じだったのだろう? どの学校に行って、誰と出会って、どんな話をしているのか そんなことを考えるのも楽しいものです。 出張に行くときも同じ。できるだけ自由になる時間を作って 街をぶらぶら歩く。ここのこんな川が流れていて、その川の 両岸で全く風景が変わったり、道を1本隔てると雰囲気が ガラッと変わったり、境界を感じることもしばしば。 とにかく行ってみないとわからないものです。 その街のことを少し知ると、その街のことをよく知らなかった ことに気づいて色々調べたくなるものです。 先週行った街もまさにそうでした。日本にもこんな雰囲気の 通りがあるんだ!と驚き、調べてみるといろんなことがわかってくる。 知らないことを知るって面白いものですね。 |
【今週の1冊】 「社会が漂白され尽くす前にー開沼博対談集ー」 開沼博著 2017年 徳間書店 ・ヤクザ ・飛田新地 ・被害者遺族 など、社会の中でしっかり根付いて、”そこにある” ”今の前に存在している”にもかかわらず、「あっては ならない問題」であり、「見て見ぬ振りをして済ませ ようとする」社会を漂白と表現し、そこで生きている 人たち、その世界を理解している人たちとの対談集。 内容そのものも興味深いものなのですが、そこにあるのに ないもの、見ないふりという現象がそこかしこに起こって しまっていることに目を向けさせられます。そして、それは いたるところにも存在しています。 ヤクザなどはわかりやすい。 しかし、会社の中での様々な問題は、見て見ぬふりしている ところに本当の問題が隠されていたりします。 そしてそれは自分の中にも。 |
2017/10/16