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アクシア社長のオフィシャルブログ
病気と働き方
| 1年経ちました。の続き。 脳梗塞になった時、すでに社会の働き方が大きく変わっていました リモート勤務が当たり前、オンラインでの打合せが普通に行われる ようになっていました。 これは病気になった身としてはとても助かりました。 脳梗塞発症後、すぐに手術を受けることができて後遺症もなく 10日余りで退院できましたが、すぐに仕事に復帰できるのかは とても不安。初めての経験ですからね。 電車で移動は可能なのか、すぐ疲れて倒れたりしないのか、 それに脳梗塞発症後10日そこらの人と仕事をすることに 打合せの相手が困るのではないかと。 しかし、オンラインの場合はそんな心配が一切不要。 ということで、10日間の退院直後から、いや実はICUに入院中 オンラインでの仕事は復帰していました。 ということで、ほぼ穴をあける事なく仕事に復帰することが できたのです。 リモート勤務や移動なしでのオンライン会議の普及にとっても 多くの人が助かってるでしょう。例えば子育て世代。 さらに遠隔地で仕事をしている人や移動に時間やお金が かかる人。もっと単純に満員電車や車の渋滞が苦手な人なども。 コロナが昔の出来事のようになりつつある今、働き方が元に戻ろう しています。 それはとても残念で勿体無い。逆にもっともっと多様な働き方を 模索していく必要があるのではないかと思うのです。 脳梗塞発症とコロナ禍が逆だったらと思うとゾッとします。 多分こうやって仕事に復帰できていませんから。 【今週の1冊】 「贖罪」 2003年 イアン・マキューアン 著 小山 太一 訳 新潮文庫 ここに書くのは多分2回目。ここしばらく海外文学に浸りたくて 読み返してみました。大まかなストーリーが頭に入っていると 感じ方も違いますね。やっぱり。 この小説は、ダイバーシティとか女性活躍推進の観点から 深めていきたい。そんなことを感じる人は少ないだろうけれど だからこそ。 13歳の少女がなぜウソをつくのか。どうして周りの大人は誰一人 としてそのウソを疑わないのか。 いつの時代も男と女の関係は複雑で単純で興味深い。 ということで、2回読んでよかった。もう一度読みたい。 |
2023/11/20

