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アクシア社長のオフィシャルブログ
季節は巡る
今年の夏もそろそろ終わり。日が落ちるのも早くなってきて、 すでに秋の気配。季節は巡るのですね。 と、感傷に浸っているのですが、子供の頃(熊本時代)も8月は まだまだ夏真っ盛り。10月まで30度超えですから住んでいる所 よって季節の感じ方は全く違うんですよね。 8月でもストーブが必要な日があったりする、北海道道東から 12月まで余裕で泳げる沖縄まで、実は日本は結構広い。 そんな今年の夏の出来事はエアコンの故障。 7月末にエアコンが壊れ、それから1ヶ月。やっと今週末に 交換工事の日程が調整できました! この1ヶ月辛かったのですが、今の世の中の変化を体感できた いい機会でした。 故障してもすぐに確認(現調)してくれない。現調で原因が わかってもすぐに新しい物が手に入らない。さらに工事できる人が いない、、、。当然金額も高い。半導体不足と需給バランスが 崩れるとこんな感じになるのね。 今までモノやサービスはすぐに手に入って当たり前。そして安くて 当たり前。そんな常識は、実は正常なことではなかったということ シンガポールに赴任していた友人が言っていたことを思い出しまし エアコン壊れたけど、すぐに交換してくれないから、しばらく エアコン無しの生活をしていると。その話を聞いた時には 「ありえない!」と思ったのですが、それが世界標準なのです。 ということで、暑さのピークを超えた今週、やっとエアコンが 新しくなるので、とりあえず1日はガンガンクーラー効かせて 夏を感じたいので、あと1日くらい熱くなれ! |
【今週の1冊】 「無罪」 1897年 ジョン・グリシャム 著 白石 朗 訳 本当にまだまだ読んでいない本。作家たくさんあります。 チェーホフもそうでしたが、ジョン・グリシャムも未読でした。 が、ジョン・グリシャム原作の映画は何本もみていました。 「ザ・ファーム」「ペリカン文書」「評決のとき」などなど どうして原作読んでいなかったんだ! と、まずは映画の影響を受けないために読んだこの本。 小説なのに挿絵というか写真が差し込まれていて、 イメージにあう写真を加工してあるのかと思っていたら、 なんとノンフィクション。 無罪の人物を、警察と検察がいとも簡単に有罪に、 そして陪審員が死刑の評決を下すことになるのか。 そんなストーリー。その中で最も戦慄を覚えたのが この一文。 「貧しい人々や少数グループに属するなら、この種の 不当な扱いによる犠牲になることは珍しくないが、 ロン(冤罪から無罪になった主人公)は白人の街出身の 白人であり白人の警官たちに手荒くあつかわれ白人の 検察官に起訴され、白人の陪審から有罪の判決を下された」 闇は深い。 |
2022/08/30