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アクシア社長のオフィシャルブログ
機会を捉える
先日電車の中でこんな会話を耳にしました。 「うちの会社も働き方改革とかで残業にうるさくなって きたよ。仕事は減らないのに無理だよね」 「ほんと、もともと水曜日のノー残業デーでさえ、その しわ寄せが他の日にきて大変なのに」 「だいたい、無駄な書類が多いんだよ。○○報告書とか ××申請書とか。会議やったら増えるし」 「人事考課もそうだよな。面談の前に書類書いてるだけ でどれだけ時間かかるのか」 そうなんですね。だからこの機会を使って業務を見直して、 無駄な仕事を減らしていきましょうよ。と思わず声をかけて 、、、しまいそうになりました。 話しをしていたのは、とあるIT系の部長職 (会話ではっきりとわかってしまいました) 新人クラスならともかく、管理職ですから、自分の裁量で 業務の見直しを行うことはできるはず、、、。いや業務の 見直しを行うことも重要な仕事では? ということで、働き方改革を機会と捉えて、業務の見直しを 本格的に行ってみては如何でしょう? ポイントは自部門内だけで閉じずにタブーを恐れず、他部門 のことまで踏む込むこと。 この書類って意味あるの?この業務はどんな意味があるの? と、他部門の仕事に対して問いかける。 自部門では当たり前にやっているから実は無駄なことに 気づきにくいのです。 冒頭の会話も外部の人間だから気づくこと。 内部にいるとその仕事があることが普通だから気づかない のです。 さ、隣の部門に声をかけて、お互いに疑問出しから 始めてみませんか?自社内で難しいようだったら お手伝いに行きますよ。 |
【今週の一冊】 「世界のエリートがやっている 会計の新しい教科書 2014年 吉成英紀」 会計の入門書であり、実用書。 会計は企業で働く人全てが知っておく知識だと思っています。 でも、よく分からない(意味が理解できない)言葉を 「とにかくこうなっていると覚えましょう」という教え方 でではなく、「BSアプローチ」で、スッキリ、理路整然と 理解できる本。 第1章の入門編でBSアプローチを使ってB/S、P/ 第2章の実践編で実際のB/S、P/Lを読み解き(勘定科目の 理解も進みます) 第3章の応用編で経営分析を行う 理解が進むと会計の側面からの事業戦略が見えてくるから 不思議です。知ることは大切ですね。 |
2017/06/20