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仕組み、システム

年末年始は、個人的なことから身近な人のことや
世の中で大きな出来事が起こってなかなか整理がつきません。
こんなにも年明けらしいことをしなかった年は初めてだったかも
しれません。
年賀状を書かなくなって、新聞を読まなくなって、テレビを見なく
なっているので、年明けを感じることが少なくなっている影響も
あるのでしょう。
 
そんな中でも大きな出来事を見ていてわかったことが、
システム、仕組みの重要性。昨年後半にマネジメントは個人に依存
するのではなく、仕組み、システムを構築すること。と書きましたが、
日航機の事故での全員脱出はまさにシステムの賜物。
 
様々な状況を想定して、仕組みを作り上げて訓練を繰り返す。
何か問題があれば、誰か人のせいではなく、その仕組みを見直す。
その繰り返し。
仕事の質は、個人のやる気やモチベーションによって左右されない
ようにすること。それがマネジメントレベルを引き上げる。
と言うことなのです。
災害支援もあらゆる事態を想定してオペレーションが組み立てられ
いて、それでも想定外のことが起こるから次に向けて、
システムを再構築する。
 
そのために、自分は何ができるのか。
そんなこと考えて2024年がスタートしました。
大変な年明けになりましたが、いい年になりますように。
 
 
「原告側弁護人」
 1996年 ジョン・グリシャム 著 白石朗 訳
     新潮社

長い。読み応えたっぷり。
新任弁護士の法廷小説ならではのスリリングな展開だけれども
本筋とは関係ない話がいくつも同時に進行するので、それだけ
登場人物も多く、ストーリーが散漫。
ではあるものの、人生ってそうだよね。同時にいくつものことが
絡み合って、問題を起こして解決し、心が動いて落ち着かなくなって。
と言うことで結構感情移入してしまいました。
とはいえ、人は殺さなくてもよかったかな。
 
 
 

 

2024/01/09

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