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アクシア社長のオフィシャルブログ
見ている世界が違う
今週も台風が直撃。それほど大きな被害は出ませんでしたが、 備えあれば憂いなし。台風は予期できる災害でもあるので、 事前の情報とそれに合わせて対策を取りやすいですが、ここまで 災害に見舞われるといつ何が起こっても大丈夫という心の準備も 欠かせませんね。 そんな週末に数十名の高卒社員を対象にした研修を実施しました。 4月は集合研修を行うことができなかったので、仕事に向き合う姿 改めて確認。 そんな彼らに言葉が届くように、共通の話題はないかと考えて、 最近のテレビドラマで何を見ているか聞いてみたところ、、、。 何も見ていない! 半沢直樹が数人いた程度で、他のドラマは壊滅。仕事のシーンが 出ているので話題にできるかと思ったのに撃沈。 聞いてみると自分の好きなジャンルを選んでYouTubeなどの 見ている。好きなものはトコトン見るけどそうでないものには見向 しない。そこに彼らの大きな大きな可能性を感じました。 好きなジャンルを好き詰めるエネルギーがあり、そのための行動が 取れている。そこに仲間がいて一緒に深めることができているし、 他のジャンルを好きな人を否定しないし、好きなものがあるという ことで認め合っている。すごいぞ若者! 1週間前には同年代のお客さんと半沢直樹で大盛り上がり(セリフ していた世代とはもう世の中変わってきているのですが。 彼らの目には何が写っているのか深く知りたい。 |
【今週の1冊】 「青の時代」 1950年 三島由紀夫著 新潮社 三週連続三島由紀夫。続けて読むと馴染んできますね。 特に最初に春の雪を一行一行噛み締めながら読んでいたので、 青の時代はその重たさがなく、軽快といえば軽快だが、熟成が 足りない印象。それはそれで面白いのですが。 人物描写、心理描写は面白い。女性に対する男性の心理。 これを女性はどのように受け止めるか聞いてみたい。 「こんなこと考えてるの?めんどくさ」と言われそうな気がする けれど。 時代背景を調べてみると、題材になった光クラブ事件の山崎と 三島由紀夫は東大の同学年で知り合い(友人?)だったとか。 それを知るとまた違う景色が見えてきます。 |
2020/09/07