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アクシア社長のオフィシャルブログ
忙しいからできること
もう毎年のことですが、年が明けての1月は消えて無くなる そんな気持ちにさせられます。1ヶ月、31日はどこに行った のでしょうか?そして、その1月は毎年体調を崩すのですが、 今年も少し体調ダウン、、、。今は完全復活していますが、 気をつけないといけませんね。インフルエンザも猛威をふる っていますから。 ということで、1月後半からかなり忙しくなってきました。 忙しいからできること。それが仕事や生活の見直しですね。 今まで通りやっていては追いつきませんから。 ルーチンを見直して、何にどのくらい時間を使っていたのか 集中するためには何が効果的なのか。やめてもいいこと、 人に任せた方がいいことは何か、などタブーを作らずに業務を 見直す。こういうことって、忙しいからできるんですよね。 最近は耳にすることは減りましたが、忙しいから部下を育成 することができない(育成する時間がない)。とか、忙しい から業務を見直す時間がない。とにかく目の前の仕事を片付け ないと!これはただの言い訳ですからね。 私が気をつけていることは、集中するために必要な時間を まず確保すること。それが睡眠とランニング。ここをしっかり 確保して、仕事のために集中する時間を作って、息抜きの 時間を作る。そうすると今までやっていたけれどできなくなる ことがでてきます。次にそれをどうするか考える。 時々この見直しを行っていくことが大切ですよね。本当に知らない 間に余計なことしてしまっていますから。 |
【今週の1冊】 「夜と霧」 2002年 ヴィクトール・E・フランクル著 池田香代子訳 みすず書房 これももう古典と言っていいのでしょう。強制収容所での 体験ですから。原題は「心理学者、強制収容所を体験する」 この方がしっくりきます。 本書は大きく3つの状況に分かれます。 第一段階 収容:強制収容所に収容される前ですね 第二段階 収容所生活 その名の通り 第三段階 収容所から解放されて ボリュームは第二段階の収容所の生活がほとんど。 凄惨な過酷な描写があるわけではありません。 事実が淡々と述べられているだけです。そのような状況で 人は何を考え、どう生きるのか。 進むにつれ、世の中にどうして宗教が生まれたのか、 芸術が生まれたのか、よくわかります。人が人として 突き詰めていくと、そこにぶつかるのだと。 「愛は人が人として到達できる究極にして最高のものだ」 「生きることを意味あるものにする可能性は、自分のありようが がんじがらめに制限されるなかでどのような覚悟をするか という、まさにその一点にかかっていた」 「なぜ生きるかを知っているものは、どのように生きること にも耐える」 心に響きます。 また、このような事実も。「この収容所は1944年のクリスマス 1945年の新年のあいだの週に、かつてないほどの死者を出した 希望と絶望が生きる力を失わせるのです。 生きる価値を見出すこと。 考えさせられました。 |
2019/02/05