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アクシア社長のオフィシャルブログ
時間単位から仕事単位へ
昨日のサッカー日本代表のブラジル戦。雨の中での良い試合でした もし日本が勝ってもジャイアントキリング。勝てる試合ではありま でしたね。ブラジルの圧倒的な余裕。90分という決められた時間 決着がつく仕事のエネルギー配分が絶妙。そして、この試合から これからの仕事の価値を考えさせられました。 仕事の成果は時間では測ることができない。ということ。 1時間仕事をしたから評価されるのではなく、この仕事をしたから する。という時代にこれから変わっていくのでしょう。 新人の頃を思い出します。売れない営業マンでした。売れないから いつまでも会社に残って、リストを整備したり先輩にロープレを お願いしたり、、、。つまり仕事ができないから残業せざるを得な その結果、残業手当が出て、売れていてさっさと帰っている先輩よ 給与が高くなっていたことも。サービス残業は会社も認めないので 会社に残って仕事をしていたら残業申請をしないわけにはいかず、 今、リモート勤務という新しい働き方の形態が一気に広がり、瞬く 市民権を得ました。そうなると問題になるのがその働き方の評価。 リモート勤務では、働いている姿をタイムリーに見ることができま そして、その答えは時間ではなく成果で評価する。ということ。 当たり前のことですが、仕事は成果を出してなんぼ、なのです。 私の場合、新人の時に時間ではなく成果で評価されるということが だったら、残業代を気にすることなく、もっと仕事をしていたかも ある程度仕事ができるようになったら、成果を出してさっさと帰っ より大きな楽しい仕事のための活動をしていたことでしょう。 そう、これから仕事の成果を時間単位で評価することのおかしさに 気づいて、評価の仕方を変えた会社が伸びていくのでしょうね。 |
【今週の1冊】 「人生論ノート」 1938年~1941年 三木清 著 「死について」から「個性について」まで23のテーマについての 半分も理解できていませんが、通して読んでいると感じるものがあ それをその時に自分に照らして、そのメッセージをどのように受け のかを考える本なのでしょう。 人間はいつの時代も同じ悩みを抱えているんだなということが半分 そして時代によって変わっていく、、、少し時代からずれているか 感じてしまうことが半分。 人は変わらない。人は変わっていく。哲学的な問いは面白いもので 哲学って不変なものではなく、受け取る側のその時の状況によって 異なるし、その時代によっても異なる。その哲学的な問いで遊んで みたいものです。 |
2022/06/12