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アクシア社長のオフィシャルブログ
節目の年齢
| 今日は少し研修の話を 新人研修を終え、最近は若手の階層別研修が増えています。 「2、3年目研修」「4、5年目研修」そして「30歳前後研修」 各階層でそれぞれテーマがあり、成長のポイントは異なるの ですが、最近特に感じているのが「30歳前後」の働き手の 意識の変化。 仕事では管理職の手前で、これからのキャリアを考える時期 であり、プライベートでは結婚、出産というライフイベントを 真剣に考えて始める時期(もちろん個人差はあります)なのです。 ひと昔前であれば、結婚を考え始めた(結婚した)男性は、 「よし、これからもっと仕事に精を出すぞ!」と考えていたのかも しれません。しかし今の30歳前後の多くは、「 どうしようか」「子供ができたら時間を作れるか」 悩み始めています。 もちろん女性も、子育てと仕事の両立をどうするか、仕事上の キャリアをどのように考えたらいいのかを真剣に考えています。 そんな彼ら彼女らを見ていて思うのは、本当に新しい働き方を 改革していく世代なんだなということ。 就職の時はリーマンショック前後の超就職氷河期。入社しても 日本の経済成長は停滞したままのデフレ経済。 そして、グローバル、ダイバーシティ、働き方改革。 世の中の動きの翻弄されてもおかしくありません。しかし、多くの この年代の人たちはしっかりと自分たちを理解し、 しています。 でも、迷いがあったり、ふと自身を失いかけてたりしてしまう。 そんな時にこの研修で、何か一つでも前向きになれるものを 持ち帰ってくれたらいいなと研修のプログラムを考えています。 これから先、20年、30年と社会の中核であり続けるこの世代が 輝ける社会を作っていきたい。本当にそう思います。 |
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【今週の一冊】 「リクルートのすごい構”創”力」2017年杉田浩章」 ボスコン日本代表の杉田氏が書いたリクルート本。 リクルートの強さは何か。どうしてリクルートから新規事業が どんどん生まれるのかを解明している本。 リクルートOBとして感じたことは一つ。 「リクルートは変わってないな。でも凄まじく進化しているな」 ということ。 私がいた頃から本質は何も変わっていない。”事業”というものの 見方、社会との関係性、そして人。これだけの組織をまとめ上げ、 進化させて、調和することができているのは奇跡かもしれません。 リクルートと縁もゆかりもない人が読んだらどう思うのかとても 気になる一冊です。 |
2017/06/27


