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アクシア社長のオフィシャルブログ
フレームに囚われない
もうすぐ春ですね♪ 日毎に日差しが暖かくなり風が和み、 空気の匂いが変わってくる。不思議と心がウキウキします。 春ってなんかいいですね。 さて、「フレーム」です。 先日、若手向けの課題解決力の研修を行ったのですが、 その時の最初の問いが「解決したい課題は何か」。 そしてその回答の中で多かったのが、 「緊急な仕事と重要な仕事の区分けがよくできない」 というもの。 そうそう、何が緊急で何が重要なのか、なかなか判断 できない。仕事を覚えていく段階では難しい。 では、そのためにどうしたらいいのかを分析し、 解決策を考えていけばいいのですが、実はその前に 考えるべきことがある。 それは、なぜ仕事を「緊急」と「重要」に切り分ける 必要なのか。「緊急」「重要」というフレームに囚われて 逆に仕事をややこしくしていないか。ということなのです。 世の中には便利なフレームがたくさん溢れていますよね。 3C、4P、SWOT、あげたらキリがありません。 確かにそのフレームを使って分析すると便利かもしれないし、 周囲に説明しやすくなるかもしれません。 フレームを与えられると楽なんですよ。自由に考えていいよ。 自由に発想していいよ。って、実はかなり大変。日常生活の ほとんどは決められた枠(ルール)の中で動いているので、 ゼロから自由に発想することはほとんどないのです。 だから一度そのフレームを取っ払って自由に考えてみよう。 自分はどんな枠に囚われているのか、その枠を破ると どうなるか。破るためにはどうしたらいいか。あるいは 枠に囚われないためにはどうしたらいいか。 そんなことを考えたらワクワクしませんか! |
【今週の1冊】 「実践! 1on1ミーティング」 2021年 本田賢広 著 日経文庫 珍しくビジネス本。またまたロシアの大作を読んでいるので その途中で読んだ本なのですが、なかなか使える本です。 主題はタイトル通り、1on1の進め方なのですが、人材育成の ヒントが散りばめられています。とても参考になります。 で、やはりビジネス本の大事な読み方ですが、 全てを鵜呑みにせず、自分の考えと照らしわせて昇華させる。 これに尽きます。 【今週の1本】 「ダンサー・イン・ザ・ダーク」 2000年 監督ラース・フォン・トリアー 主演 ビョーク 20年前に見た時にあまりの暗さに愕然とした記憶があり、 ・・・タイトルだけ見て、暗闇で踊るってワクワクすると 思って映画館に入ったら、マジでダーク。 その記憶を変えたくて見てみたのですが、いい映画です。 心に沁みます。生きるということ、自分の思いを伝える ことの難しさ。そして自分が起こしたことに責任をとるおお ってどういうことなのか。考えさせられます。 この映画はミュージカルなのでしょうか。だから印象に 残るのか。とても不思議な映画です。 3度目はないかな、、、。いやまた見るかも。 |
2022/03/05