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日本人は日本人に厳しすぎる?

先日こんなテレビ番組をやっていました。

家をリフォームするタイミングで、電化製品も一新。

リフォームの雰囲気に合わせてカッコいいデザインの

家電を選ぶとほぼ全てが外国製になってしまうのです。


日本メーカーの家電ってどうしてカッコよくないの?

例外はテレビですが、もうこれはほぼパネルなので、

デザインが入り込む余地はない?

それでもテレビのリモコンのデザインは全く洗練されて

いませんけどね。


と、ここからは持論です。


日本人はデザインセンスがない!からなのでしょうか?

確かにヨーロッパの街並みと日本の街並みの違いは

大きい。あの街に暮らしていたらデザインセンスも磨かれる

よね。とも思います。

それならデザインの拠点はヨーロッパに置けば解決なの

でしょうか?うーん、そうでもないような。日本人でも

センスがある人はいるし、海外メーカーで日本人デザイナー

で活躍している人もいる。

それを考えると、日本人のユーザーが問題なのではないかと

いう現実にぶつかったのです。


日本人は日本人に厳しい。



家電製品は何かの機能を発揮するために購入するわけで、

(デザイン性の高いオブジェではないですからね)

その機能を使おうとすると、「分かりづらい!」とか

「使いにくい!」とか言われてしまう。

その結果、あれもこれも目立つように大きくしたり、色を

つけたりして、デザインはどっかにいってしまう。その結果

ダサい製品群が生まれてしまう。


でも、その製品が外国製なら文句を言わない。

「これ、使いにくいなあ」「でもドイツ製だからしょうがないか」

とか、とか。

まあ、Apple製品って結構そうですよね。

多少バグがあったり、いきなりダウンしても逆に愛着を

覚えてしまったりして。これが日本製ならクレームですよね。


日本製品は高性能!とか、故障しない!とか逆差別が

なくなるとデザイン優先の日本製品も出てくるのではないか

と思うのです。


そうなった時にそれでもカッコ悪かったら、それこそ

デザインセンターは全てヨーロッパに持っていった方が

いいと思いますけどね。
 
【今週の1冊】

「交渉学ノススメ 交渉を成功に導くメソッドとは?」
 日本交渉協会著 2017年 生産性出版

交渉学とは何か?「お互いの腹を探り合って、自分の要求を相手に
飲ませるために画策し、自らが勝つことを最優先にした手法?」
それとも「信頼関係をベースにして力を合わせ、双方の利害を
うまく調整して、お互いの問題を協力して解決するための手法?」

私は後者を交渉学の意味だと考えています。

腹の探り合いや駆け引きではなく、お互いが(2者と限りませんが)
納得いく結果を導きだし、同じゴールに向かって知恵を出し合う。
それを可能にするのが交渉学かなと思うのです。

この本は交渉学についての流れを解説し、交渉学原論の概論、
交渉学の基礎を記した前半と交渉学の実践に触れた後半に
分かれますが、得に参考になるの後半。
交渉は一度限りの取引きではなく、長く信頼関係を築くためのもの。
参考になります。

 

2017/10/24

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