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アクシア社長のオフィシャルブログ
知識の深さと広さ
今週の前半の研修は、約1年ぶりにきた会場。1年前には 隣の敷地が整地されてビルの建設工事が始まったのですが、 1年ぶりの今日、目の前に現れたのは30階を優に超える 巨大なビル!(マンション)1年って短いようですが、こんな ビルを建てることができる時間なんですね。 そういえば、全豪オープン優勝の大坂なおみも1年前には まだ世界ランキング70位くらい。1年で一気に駆け上がって いますね。ホントに凄い。 時間の使い方って人によりますね。ここ数年一緒に仕事を している人の中で、とても時間の使い方が上手な人がいます。 その人は自分の興味関心の幅が広く、直接仕事に関係がない ことでも時間を使って学び、時には資格をとっていたり、 学ぶ時には集中して体得しているのです。 その人と仕事をしていて感じるのですが、深め方を知っている ので、新しいことも学ぶスピードがとても早い。多分、学ぶ (習得する)コツを掴んでいるのですね。 そして、関係無いような学びもどこかで繋がってくるんですね。 繋がってくるからさらに深まるし、抜けているところもわかる からそれを埋めようと新たな学びが生まれる。とても参考に なります。 知識の深さと広さ、どちらも大事なのですが、その人を見ている とまず、何かの領域で深めることなのかなと思います。 さあ、今年はどの領域を深めましょうか。 |
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【今週の1冊】 「超訳 資本論(お金を知れば人生が変わる)」 2019年 許成準著 彩図社 カール・マルクスの資本論。一度はきちんと読んでおきたい本の 一冊です。しかし、読むからにはしっかりと腰を据えて読みたい。 だから逆に敬遠してしまう。そんな難しい本を読みやすく 翻訳してある(漫画にすることもありますよね)。 そのような販売戦略にはまってしまって読んでしまいました。 その感想は、、、読んでよかった! 「そもそも富とは何か(第1章)」に始まり、 「労働力は労働者が売る商品である(第4章)」 「人はどうして資本の奴隷になるのか(第6章)」 「資本主義は恐慌から逃れられない(第11章)」 そして「おわりに」 まで読み応えのある内容が続きます。 カール・マルクスが資本論を書いたのは産業革命の少しあと。 まさに革命。労働という意味、価値、そこから生み出されるものが 大きく変わった時代。その時代を考えると資本論の意味と影響の 大きさが想像できます。 その頃と今では社会は大きく変わりました。経済学も進歩して きています。それでも資本論がその原点であるという価値は決して 色褪せない。そんな思いを強くしました。 まずはこの本からでも資本論に触れてみる価値は十分にある。 そう思います。 |
2019/01/29