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小人の靴屋

コロナが日常になってきて、リモート勤務から元の働き方の戻りかけて
きている今、NTTが3万人をリモート勤務を基本とする。出社も出張扱い。
そして出社の時の飛行機代も支給。とのニュースが入ってきました
詳しい運用は分かりませんが、新しい働き方がやっと本当に始まった。
そんな気がしています。
もう一つ、厚労省は副業を制限する場合は、その理由を開示するよ
企業に促す方針を出すというニュースも。

そうなると、働き手と企業(雇い主)の関係、評価の仕方も大きく
変わっていきますね。リモート勤務で副業OKとなると、勤務態度
などを評価する意味はなくなり、アウトプットをストレートに評価
するようになる。そして、そのアウトプットもその個人の成果で
ある必要がなくなってきます。個人がどのように働いているか
分かりませんからね。

そう、新しい靴をAさんに注文しても、その靴を作っているのは
小人かもしれないし、仕上がりがよければ何も問題はないのです。
このような世界は、個人でネットワークを作ることができれば、
今までの何倍ものパフォーマンスを上げることができる。
とてもいことのように感じますが、そこに今までの評価制度が
そのまま運用されるとこのメリットを生かすことができないのです

時代に合わせて、制度は変わります。そして、それは時代の後追い
ではなく、先んじた方が大きなメリットを享受することができる。
しかし、最初は試行錯誤でもちろんそのリスクもある。
ということで、リスクを十分に検討し、それでも前に踏み出す企業
先にいける。

混沌とした、変化の時代こそ、成長の時代なのです。
 
【今週の1冊】

「ジェニイ」
 1979年 ポール・ギャリコ 著 古沢安二郎訳 新潮文庫 

少年ピーターは事故のあった。そして意識が戻ったら猫に
なっていた。その猫になったピーターの物語。ジェニイは
猫になったピーターのガールフレンドであり、ピーターが猫に
なるための先生。ポール・ギャリコは元々猫で、人間になったのか
というくらい猫の世界。猫っていいなあ。飼いたいなあ。
猫の毛アレルギーなので無理なのですが。

そんな猫、村上春樹の小説にもたくさん出てきますね。
そろそろ、村上春樹が読みたくなってきたのかな。やれやれ。

【今週の1本】

「トップガン・マーヴェリック」
 2022年 監督 ジェセフ・コシンスキー
     主演 トム・クルーズ

 全米が泣いた!トップガンの続編いよいよ公開。
 初IMAXシアターで堪能してきました。オープニングから泣きました。
 アイスマンとの再会には号泣しました。
 クライマックスのシーンでは、手に汗握りました。
 ということで、最高です。ネタバレしたくなるのですがガマン。
 戦闘機のシーンは、CGではなく実写とか、クライマックスのシーンは
 スターウォーズを彷彿とさせたり、とにかく楽しめました。
 前作は3回は見ているので、懐かしいシーンが出てくるので
 それも胸が熱くなるのですが、「ペニー」って誰?

 

2022/07/04

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