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アクシア社長のオフィシャルブログ
本業に専念する
| 最近飲み会が続いてちょっとむくんでいましたが、 3連休で少し解消できました。何事も生活習慣ですね。 さて、みなさんの会社の本業は何でしょうか? 何を目的にして会社が設立されていて、どんな価値を 世の中に提供しているのか? 複数の事業を行っている会社もありますが、本業は はっきりしていますよね。そんな中での管理部門の 仕事って何でしょう?管理部門の本業は? この仕事を通して、いろんな会社の方にお会いする時に 時々そんなことを考えます。そして伸びる会社とそうで ない会社の差を感じることが度々あります。 伸びる会社の人事の方々は、自社の社員の成長を本気で 考え、そのための仕組みをしっかり作っていく。そして その実行には外部の力をしっかり使う。一方伸びない会社 は社員の成長を本気で考えていても、外部の力を使おうと せずに、内部で何とかしようとする傾向があるのです。 伸びない会社の場合、無料の情報収集は積極的に行うの ですが、そこで得た情報を元に自社で何とかしようと してしまう。しかしそこはプロと素人の差、見よう見まね では、求める成果はなかなか上がりません。 中にいる人はそもそもホンモノを知らないので、判断する ことができないので中途半端ものしか提供されず伸び悩ん でしまうのです。 何とももったいない。餅は餅屋なのです。 人事のプロには自分で何でもやるのではなく、本質を見極め 任せる力を身につけることが大事なのではないででしょうか。 それが人事の本業なのではないかと。 そういえば数年前、とあるメーカーで「これからは前例にとら われずに、新しい技術開発に挑戦する人材が必要!」という趣旨 に賛同して、当時売り出し中だった、 「前例がないから導入できない」と言われたことがありましたね。 | 
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| 【今週の1冊】 「わたしを離さないで」 カズオ・イシグロ著 土屋政雄訳 2006年 早川書房 祝!ノーベル文学賞 以前から気になっていた作家でした。 (村上春樹と親交があるようなので) 是非多くの方に読んでいただきたいので、内容には 触れませんが、すぐにその世界に入り込んでしまい、 一晩で読んでしまいました。 舞台はイギリス。その風景描写。登場人物の心理描写、 なんとも繊細で大胆、そしてふっと心に刺さってくる。 自分が置かれている状況とは全く違うのに(同じ状況 で育っている人はどこにもいないでしょう)、この感覚 はどこから湧いてくるのでしょう。 まるで自分自身のそして、自分の周りの些細な出来事が そこに描かれているるような感覚。 翻訳なので原作で読んでみたくなります。 世界各国で村上春樹が読まれている訳もわかりました。 国、時代、環境を超えてまさに自分の心を描かれている ように感じるのでしょうね。 | 
2017/10/13

