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郷土愛

先週からやっと本格的な冬になってきました。雪と乾燥。

冬はこうでなくっちゃ!おっと、また季節の話になりそうなので

話を変えますが、先週は飛行機が東京都心を飛び始めました。

意外と大きい。そしてこんなに飛んでるの?という頻度。

すぐに慣れると思うのですが、飛行機のフォルムは見ていて

飽きない、魅力的ですね。


そんな飛行機で飛ぶのは出張だけでなく、故郷だったりします。

故郷って不思議ですよね。そこに住んでいた期間は短くても

なぜか愛着を持ってしまう。ということを「翔んでさいたま」

という映画を見ていて感じてしまいました。縁もゆかりもないのに

数年間住んでいた埼玉。嫌いになれません。多分好きです。

そんな話をすると神奈川県に住んでいる人は神奈川(横浜?)が

好きだし、千葉県の人は千葉に誇りを持っているし、山形出身の人は、

東北のために何ができるか考えていたり、京都の人はプライド高い

けれど伝統を守る気概があり、大阪の人は秀吉大好き。面白いものです。


自分が育ってきた環境が好きで、そこにいくと落ち着ける。

会社という場もそうあって欲しいなと思っています。

会社に行くと(会社に行っても、かな)落ち着く。会社の悪口を

言われるとなぜだかムカつく。会社のことを語ると嬉しい。

褒められるとウキウキする。会社ってそんな場所になれるんじゃ

ないかなと、結構本気で考えています。


会社を好きになる研修やってます。
 
         

【今週の1冊】

「雨月物語」
 1768年 上田秋成 著
 2006年 角川ソフィア文庫 鵜月洋 訳

この「今週の1冊」がなければ読んでいなかったでしょうね、雨月物語。
ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の怪談の方がメジャーというか
読んだことがある人が多いのではないとか思うのですが、雨月物語
怪奇ものとして、あー、とても面白い。
生き霊、物の怪がこの時代にはリアルな存在としてそこにいたのでしょう。

現代、全てのことがわかったように思ってしまいますが、300年後の
世界から見たら今の時代はどんなに未開で、えっ?そんなこと信じ
いたの?となっているのでしょうね。

この雨月物語の世界、好きです。
 

 

2020/02/10

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