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アクシア社長のオフィシャルブログ
違和感を感じる
今年も残すところあと3週間。平成最後のクリスマス、 年末年始ですね。穏やかに迎えたいですね。 今年は歯の痛みに付きまとわれた年でした。5月に歯の 詰め物が取れてすぐに歯医者に。治療はすぐに終わった のですが、程なくして冷たいモノがしみるようになり、 ビールを美味しく飲めない辛い日々が、、、。 やっと最近完治しました。 普段歯のことなんて考えませんよね。今日の歯の調子は どうか?きちんと機能しているのかなんて。それでも 何かちょっとおかしいとすぐに感じることはできる。 何か違和感があるぞ!と。 仕事も同じですよね。何事もなく順調に進んでいる時には 何も感じないけれど、何か引っかかる。ちょっと違う。 そんな時は、一度作業を止めてきちんと考えた方が良さそう です。何が違うのか、どこがおかしいのか。 そしてそれはその業務の変化だけでなく、自分自身の変化 かもしれません。新しいスキルを習得したら使ってみたく なります。そうすると今までとは何かが変わって感じる かもしれない。立ち止まって、新しいスキルに合わせて、 業務のレベルを引き上げた方がいいかもしれませんからね。 |
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【今週の1冊】 「河合隼雄のカウンセリング講座」 2013年 創元社 心理学者であり、臨床倫理学、カウンセリングの先駆者 である河合隼雄の5つの講話がまとめらられています。 先日取り上げた最相葉月のセラピストでも「箱庭療法」が テーマなのですが、その箱庭療法を日本で初めて導入した のも河合隼雄。これまで対談集は読んでいたのですが、 このような肉声に近い内容を読んだのは初めてでした。 肉声を聞きたかった。どれほど伝わってくるものがある のだろう。一つひとつの言葉に重みがあって奥行きがあって 優しさがある。何とも素晴らしい魅力が伝わってきます。 カウンセリングは聞くことが基本。だからこそその人自身が 浮かび上がってくる。そんなことがよくわかります。 人間の口は一つしかない。だからひとつのことしか言えない。 ところが本当は心の中には言いたいことがいっぱいある。 心の中でなっている全ての音を聴きとらなければ心理療法を やっているとは言えない。 頭が下がります。 |
2018/12/11