HOME» アクシア社長のオフィシャルブログ »学び直す
アクシア社長のオフィシャルブログ
学び直す
今世界史を学び直しています。 とある高校の世界史の先生がとてもうまくまとめた youtubeの動画で。 人の歴史ってとても面白いですね。ある国が成立して ほどなく別の民族に征服されて、、、の繰り返しという ことではなく、そこには必然性があり、画期的な技術 革新があり、国を統治するすべがあり、その時の気候も 影響する。 まあ、当たり前のことではあるのですが、そんなことが 全て繋がってくるから面白い。 どんなに広大で強大な国も永遠に続くということはあり 得ない訳です。いつかは滅びる。そしてそれは偶然ではなく、 いくつかの出来事が重なった必然である。 その事実の中で、自分はどうしたらいいのだろう、何が できるのだろうか。と考えてしまいます。そんなきっかけ を与えてくれるのが歴史を学ぶということですね。 これ、高校生の時に気付きたかった、、、。 と言っても高校生には戻れないので、今から学び直して 新しくできることを探してやってみる!それが大切ですね。 |
「こんなに違うJALとANA」 2018年 交通新聞社新書 杉浦一樹著 日本の空のライバルJALとANA。 フラッグキャリアであるJALと民間のヘリコプター会社 から世界の翼になったANAを様々な数字と歴史で両社を 比較しています。 航空会社ってとても複雑なシステムの上に成り立って いることがよくわかります。社内も専門な職種の集まり ですが、社外の関係者も専門に特化した会社ばかりですから。 機材(機体メーカー)の戦略、技術。コンピュータの進化、 航空行政、原油価格、など様々な変数だらけの中での 事業戦略。数十年に渡ってANAが成長し続けたのは単純に 凄いことだとわかるし、JALの破綻からの復活も素晴らしい。 まさに変化を柔軟に取り入れて、いや、変化を先取りして 柔軟な組織を作り運用していくことができるのかが、 経営の肝であり、時代に取り残されると一瞬で取り残される どころか破綻しますからね。子供の頃、世界一だったと 思っていたパンナムはなくなり、多分初めて乗った国際線 だったノースウエストもデルタに統合。 そうそう、JALに搭乗する時には空いていればクラスJを 選択するのですが、わずか1,000円増しのクラスJが利益に 膨大に貢献している解説も納得。大きな戦略と細かな 戦術の組み合わせ、ですねえ。 最後にもう一つ。世界の空を自由に飛べるのも平和で あるからこそ。 |
2018/11/05