HOME»
アクシア社長のオフィシャルブログ
» 当事者になる
アクシア社長のオフィシャルブログ
当事者になる
まだまだ梅雨が明けません。思い返せば昨年の7月の東京は
毎日曇天、曇り空。晴天の日は1日あったかな?
一昨年の7月は晴天続きの猛暑。8月には40度近くまでなりました。
夏は夏らしく!青空がとても恋しい毎日です。
熊本県に豪雨が降り、人吉市を中心に川が氾濫し大きな被害を
出しています。停電もしていたようで心配な日が続きました。
こんな時、自分は何ができるのかを考えます。
どんな協力ができるのか、どんな支援ができるのか。そのために
自分はどんな力(知識、経験)をつけていないといけないのか。
でも大事なことは考えることよりも行動することなんですよね。
行動しないと何も始まりません。何も生み出すことはできません。
外野から、安全なところから、あーだこーだ言っている人ではなく、
当事者になる。その差はとても大きい。
差?というレベルではなく、もう次元が違うのではないか。
仕事(研修)の話になってしまいますが、オンラン研修の場合、
当事者意識を持って研修に参加する人と、そうでない人の差が
今まで以上に大きくなってきます。
当事者意識が高い人、積極的に参加して自ら何かを持ち帰ろうと
する意欲が高い人にとっては、今までの研修以上の成果があるし、
お客さん意識、受け身の人、何をしてくれるんですか?の人は、
最悪何も得るものがない。
もちろん研修を進める側の準備、コンテンツ、進行のスキルなど
はその前提として必要なのですが、集合研修のように周囲から
モチベートされることがないので、その差はどんどん広いていきます。
当事者意識を持てるか持てないかで、とても大きな差がつく時代に
なってくる。そんな予感がしています。
だからこそ、誰もが当事者意識を持てる研修にしていかなければ!
|
|
【今週の1冊】
「ハンニバル」
2000年 トマス・ハリス著 高見浩訳 新潮文庫
映画は見ていました。
アンソニー・ホプキンスの怪演とここでは書けない衝撃的なシーン。
映画の印象が強すぎます。
書籍から映画化された作品はたくさんあるので、それはそれ、
これはこれと楽しむのがいいと思っているのですが、ハンニバルは
書籍も映画も傑作ですね。教養あふれる殺人鬼のレクター博士が
とてもよく描かれています。
特に興味をそそられたのが、嗅覚に関すること。
これだけの嗅覚があれば、匂いで物語を紡ぐことができるでしょうね。
別の言語を使いこなせるのと同じように。
そして、先週6月30日に取り上げた瀧本哲史氏。
これは本当に偶然なのですが、2012年に東大で行った講義で、
「2020年6月30日にまたここで会おう」ということになって
いたようなのです。
瀧本氏は惜しくも昨年亡くなり、この企画は実現していませんが
その時の講義が書籍になっています。
改めてご冥福をお祈りします。瀧本氏が生きていたら今の状況を
どのように受け止め、どんなことを発信していたのか、
私なりに考えて行動します。 |
2020/07/07