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アクシア社長のオフィシャルブログ
環境を整える
先週は久しぶりに、本当に久しぶりに対面リアルでの2日間研修 を実施してきました。リアルの研修は4月の新人研修以来なので、 結構ドキドキなスタートでしたがとても和気あいあいとした 雰囲気で無事終了、ホッと胸を撫で下ろした週末でしたが、この 週末も全国で大雨。そして近くでもゲリラ豪雨。一気に水かさが ますと怖いものですね。 そのリアル研修の場所は、とある南東北のリゾート地にある リゾートホテル。自然に囲まれとても居心地のいい空間。 夜窓を全開しても聞こえてくるのは雨音と微かな空調の音だけ。 食材にこだわった食事(この御時世、個食ですが)に温泉。 とてもリラックスできる環境で、これからの会社を担う管理職 の方々と語らいながらの研修。とても良い! そんな研修会場も朝、部屋入った時にはホテルの人が気を使ってく いたのか、外が見える窓も全て閉じられていて真っ白な空間。 すぐに全開にして、研修生の視線の先には整備された緑の空間が 見えるようにセッティングを変更。 そして、その空間に合わせて研修もゆったりと時間をとって進行 していきました。とてもとてもいい時間でした。 環境ってとても大事なんですね。 課題に集中できる環境。集中するためにはリラックスできる 環境がとても大事。そして考える時間も。 またまた緊急事態宣言が発令されたので、今週からの研修は 全てオンライン。久しぶりのリアル研修で感じた環境の大切さを オンライン研修でも取り入れていきます。 環境づくりはオンラインでもできますからね。 |
【今週の1冊】 「枯木灘」 1977年 中上健次/著 河出書房新社 ロシアに戻る前にちょっと寄り道、日本の小説。 1975年の芥川賞「岬」の続編ということなのですが、岬は 読んでおらず、初中上健次作品。一言読んでよかった。 和歌山の山間部の狭い世界、血縁、逃れられない人間関係、 葛藤、衝動、そして、、、 昔はよかった。時間もゆったり流れ、みんな協力して助け合って、 なんてものは幻想の世界でしかない。 昭和の始めのありきたりの世界がそこにあった。深く考えさせられ ました。 そんな中上健次。調べてみると不安に駆られたときは、 ドストエフスキー全集の任意のページを開き、「通俗小説の文章 じゃないか」と嘲笑して、自分を鼓舞したというエピソードが。 そうか、ここにもまたロシア!また読むしかないのでしょうね。 |
2021/07/15