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刺激は何かを生み出す?

人は油断すると世界がどんどん狭くなってしまう。

毎日同じ時間に起きて、同じ電車に乗って、同じ人に会って、

同じ仕事して、、。そんな安定も悪くはありませんが、

そんな生活が長くなるとだんだんと淀みができて、思考が

固まり、世界がどんどん狭くなる、、、。

それではツマラナイですよね。


そんな生活を変えるのが他者との交流による刺激。


先日は、年齢/会社/性別/仕事がバラバラの人に集まって研修

を実施しましたが、同じテーマで話すだけで刺激の連続。

進行しているこちらが嬉しくなるほどエネルギーが満ち溢れて

きました。


そのような場は多くないのですが、その時学んだことが

私は異分子になろうということ。異分子、異質な存在、そんな

役割であった方が刺激を生み出し、場が活性化し、何か新しい

モノが生まれそうな感覚になる。そして、それはとても楽しい。


同じことの繰り返しの中で、たまには違う世界の人と交わる

ことで、ワクワクするんだな。という体感をしてもらいたいなと。


そのためには、自分から動くことが一番なのですが、なかなか

動けないですよね。だって新しいことは怖いですから。それが

当たり前の感覚だと思います。

だからこそ折角時間を作って参加している研修の場は刺激的に

していかねば。

 
                         

【今週の1冊】

ほぼ日の就職論「はたらきたい。」

2008年初版 2014年改訂版 企画ほぼ日刊イトイ新聞
ほぼ日ブックス

働くこと、就職のことについて糸井重里氏と様々な方の
対談がまとめられている。仕事柄時々いろんな人の仕事観を
知りたいので読んでみました。

対談相手の方々の言葉は結構しみる。仕事にしっかり向き合い、
現実を受け止めて生きている。仕事、働くことの意味が見えて
きます。

例えばしりあがり寿氏。キリンビールのサラリーマン経験が
長かっただけあって、大企業で働くことの意味や人柄の良さが
伝わってきます。それは私の実感値とも重なり、大企業で活躍
している人って、素直で自分を飾らない人。

例えば矢沢永吉氏。自分のことと他者を客観的に見ることが
できていて、他者を自分の枠にはめず、それぞれの生き方が
あってその人の人生を一生懸命であれば応援するよ。という
スタンス。さすがスーパースター。エネルギーをもらえます。

ただ残念なのがインタビュアーの糸井氏。
最近の若者は、、、というセリフや、就活を挨拶の仕方や
お辞儀の仕方、自分に嘘をつくという色メガネでみてしまって
そこから離れられない。しかし、そのおかげで素直に現実を見る、
受け入れることがとても難しく大切だと気づかされました。
 

 

2018/09/11

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