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アクシア社長のオフィシャルブログ
私のFACT FULNESS
よく夢をみます。毎日ベッドに入るときに「今日はどんな夢を見る かな」と楽しみにしています。とは言っても、研修の時間なのに まだ準備できていない(遅刻!)とかテストなのに全く授業受けて いない。教科書も開いていない!など焦る夢が多いのですが、 時々とてもうれしい夢を見るので総じてみるとプラスでしょう。 そんな夢で最近見たのが、日本の電力を海外に輸出できないか! ということを日本地図を前にして打ち合わせしている夢。海に 囲まれているから送電線を通すことが出来ないだろう。いや、 海底ケーブルでなど喧々諤々の話し合い。そこで目が覚めました。 なんとも不思議な感じだったので調べてみました。 まずワイヤレス電力送電は技術革新が進んできているということ。 そうですよね。スマホやApple Watchは電源繋がなくても充電できる ようになっていますからね。 もう一つ調べて驚いたのが、日本の電力の供給量。 原子力はほぼゼロになっているだろうから主力は火力発電である ことは予想通りだったのですが、原料が石油、つまり石油で 火力発電している割合は全体の8.7%。これは水力発電の8.0 新エネルギー(太陽熱等)の8.1%とほぼ同じ。主力は LNGの39.8% と石炭の32.3%。石炭が主力とは!知りませんでした。 さらに深掘りしていくと面白いですね。なぜ石油からLNGや石炭 なってきたのか、環境汚染を考えると石炭でいいのか、などなど。 考える題材がたくさん出てきます。 石炭?環境汚染の元凶だからダメだ!ではなく、実際はどうなのか そしてこれからのエネルギー政策はどうなっていくのか、などなど 今週の一冊で「FACT FULNESS」を取り上げたのが2019年の1月。 印象ではなく、事実をみよ!と教えられたのに、どうしても なんとなくのイメージで考えてしまっているのですね。過去の知識 をいかにバージョンアップしていくことが大事なのか、そして、 二次情報、三次情報を鵜呑みにしてはいけないかに気付かされまし こんなことを考えることができるのも、FACT FULNESSを読んで いるから。やはり本は偉大です。 |
【今週の1冊】 「赤と黒」 1980年 スタンダール/著 2007年 野崎歓/著 光文社古典新訳新書 古典に戻ってきました。19世紀中期フランスでの実際の事件を ベースにした物語。貧しい出身であるが、才能と美しさを備えてい 主人公ジュリアン・ソレル。その才能を評価し引き立てる貴族たち その美貌に惹き寄せられる女性たち。こう書くと人生を好きなよう 生きるちょっと嫌な奴っぽいのですが、もう悩みに悩んで、悲しい 結末を迎えてしまう。確かに理屈っぽくてめんどくさい奴なんです けどね。ソレルって。 まあ、いつの時代も人の心ってわからないものですね。悩み苦しみ 普通なら考えられないように行動したり(どう考えても合理的 ではない)、言わなくていいこと言ってみたり。 そうそう、やはり古典は時代背景も考えながら読むと面白いですね 逆に時代背景がわからないと理解できないところが出てくる。 最後に訳が残念で苦労しました。カラマーゾフの時は、同じ人の 名前がころころ変わることの苦労しましたが、呼び名によって 関係性が伝わることがわかってからすいすい読めましたが、この訳 ちょっと違うかなと。今度は別の訳で読んでみます。 |
2020/11/10