アクシア社長のオフィシャルブログ

HOME» アクシア社長のオフィシャルブログ »何気ない毎日

アクシア社長のオフィシャルブログ

何気ない毎日

なかなか天気が安定しません。寒くなったり暑くなったり、
晴天の日は続かないし、、。これって、季節の変わり目だから
ですよね。
 
さて、そんな天気と同じように世の中も変わり目なのでしょうね。
だからこそ、何気ない日常を満たしていきたいと考える今日この頃。
ちょっとした仕草、なんてことはない一言で気持ちが変わったり
するのが人間、ですよね。
先週読んだ「細雪」も今週の2冊も何気ない日常が書かれたもの。
北海道の山の中で羆を撃つとか、一人でバングラデシュに行って、
バッグを作るとか、それだけを取り上げると強烈な非日常なんですが、
そこには誰か(動物も含めて)がいて、その人たちとの関係性の中で
毎日は淡々と過ぎていく。
だからその日常を大切にしていきたいなと思うのです。
 
 
【今週の1冊】

「羆撃ち(KUMAUCHI)」 
 2009年  久保俊治  小学館
 
純粋にひたむきにただ山に生きる。猟をする。
羆を追い、撃ち、命を慈しみ、肉を貪り、毛皮を剥ぐ。
気配を消し、五感を研ぎ澄まし、自然と一体になる。
その営みの相棒を見つけ、育て、一緒に生きていく。
 
とても真似はできないし一日たりともそのような生活は
できそうもありませんが、この本を読んでいる間は、
自分も北海道の森の中で羆を探し、鹿を撃っている感覚になる。
自分の感性に素直に従うことが、大きなエネルギーを生み出し、
周囲を感化させていく。
 
ということでもう一冊
 
「裸でも生きる」
2007年 山口絵里子 講談社
 
読み始めた最初の辺りは、これはハズレか。軽く読んで、
ここには書かないリストに入れるつもりが、読み進めていくうちに
その熱量に心動かされていました。
羆撃ちの作者と同じで、周囲の評価を全く気にすることなく、
自分の思いに素直に従って動くだけ。近くにしてもすごいエネルギーを
感じるんだろうな。ということが伝わってくる。
だって、冷静に考えたらどうしてそんなことやるのか、やり続けるのか
わからないのに、辛いはずなのに楽しそうにやっているんだもの。
 
 
 

 

2024/10/28

アクシア社長のオフィシャルブログ

    

HOME

アクシアスタッフだより

オンライン(Zoom)サポート

社員研修・人材育成

セミナー情報

会社概要

講師紹介

お問合せ

 

   

メルマガ会員登録