アクシア社長のオフィシャルブログ

HOME» アクシア社長のオフィシャルブログ »仕事の報酬は・・・

アクシア社長のオフィシャルブログ

仕事の報酬は・・・

今年ももう11月。あと2ヶ月で2024年というか、令和6年ももうすぐ終わりですね。
昭和から平成に変わったのもつい最近のような気がするのですが、きっとそれは
錯覚に違いありません。
知らない間に時代が変わっていくように、様々な価値観も変わってきているのでは
ないでしょうか。
 
私が働き始めた頃は、「仕事の報酬は仕事!」仕事を頑張れば、もっと大きな仕事
難易度の高い面白い仕事ができるようになって、自分も成長してお金は後でついてくる。
だからもっと頑張れ!と言われ、それに疑問を抱かずに仕事をしたものです。
そのおかげで確かに仕事力はつきましたが、失ったものも大きかったような気がします。
 
時代は変わりました。今、「仕事の報酬」は何でしょうか。
今でも仕事の報酬は仕事だ!と考えていると、世の中良くならないような
気がします。その考えだとやればやるだけ大変になりますから。
今は「余裕とかゆとり」ではないかな。
2時間かかる仕事を工夫して効率を上げて、1時間でできるようにしたり、
業務のやり方そのものを見直したり、DX化することで劇的に業務改善を
行って仕事に余裕ができたら、新しい仕事が手に入るのではなく、
余裕の時間が手に入る。ゆっくり休んでもいいし、買い物や旅行に行っても
いいし、好きなことができる時間を与えて、周囲もそれを受け入れる。
なんか良くありません?
仕事の効率化を行ってももっと仕事が来るんだったら、仕事を効率化する
モチベーションが湧きませんよね。今より責任も重く大変になったら、
今まで通りでいいや。ってなってもおかしくないですよね。
 
革新的なことや新しいことは、余裕や無駄なことや意味のない混沌から生まれるのでは
ないでしょうか。
昔、無茶苦茶処理能力が高くて、前任者から引き継いだ1日仕事を午前中で仕上げて
「今日の仕事終わったから帰りまーす」って人がいたことを思い出します。
そんな人が世の中変えていくんでしょうね。
 
 
【今週の1冊】

「猫を抱いて象と泳ぐ」 
 2009年  小川洋子  文藝春秋
 
数奇な運命のチェスプレーヤーの物語。
温かく理解がある人たちに囲まれて、持って生まれた能力を
思う存分発揮できることがどれだけ幸せなことか、、、。
いや、幸せなのかな。どうなんだろう。その答えはわからない。
もっと幸せな人生を送れたのかもしれないし、波瀾万丈な生き方が
できたのかもしれない。
しかし、誰にとっても人生は一度きり。その人生をどのように生き、
どうやって死んでいくのか。こうやって思い出して書いてみると
読んでいた時とはまた違う感想が湧いてくる。
 
チェスの棋譜から奏でられる世界を感じてみたいですね。
のだめのようの楽譜から花や色を感じるようなものなのかな。
 
 

 

2024/11/11

アクシア社長のオフィシャルブログ

    

HOME

アクシアスタッフだより

オンライン(Zoom)サポート

社員研修・人材育成

セミナー情報

会社概要

講師紹介

お問合せ

 

   

メルマガ会員登録