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エネルギーの源

先週からの1週間は、まさに台風に振り回されていました。
オンライン研修がメインになっているので、以前ほどは
大きな影響はありませんでしたが、それでも大変でした。
そんな今回の台風は時々海に戻ってエネルギーを補給して
勢力を増して戻ってくる始末。まるで生き物のようでした。
 
そんなエネルギーの源ってなんでしょう。
何をするにもエネルギーは必要。体力の元になるのは食事と
睡眠。そして運動かな。規則正しい生活習慣が大切なのでしょう。
もう一つのエネルギーは気力。気力が充実していないと
前向きな思考にならないし、面倒なことに取り組もうとならないし、
新しいことを始めようとはしない。
では、その気力の源は?
周辺の人たちとの人間関係が良好なことかな。
あるいは、何かを成し遂げたいというような意欲も必要かも。
そして、それらが全て満たされたら気力が充実するのでしょうか。
うーん。それだけでは何か足りないような。
絶対的な何かが足りないような。
 
話は少し飛ぶのですが、コロナ禍を経て多くの会社のオフィスは
とても快適になりました。緑があっておしゃれで空間にも余裕があり
什器もかっこよくてストレスフリーな空間。
さて、その空間は気力が満たされているのか、、、。
と考えるとわからなくなるのです。快適じゃなかった昔のオフィスに
戻った方がいいという懐古主義的な考えではなく、
快適になり過ぎても足りない、エネルギーの源になるものが足りないのです。
 
ということで、周囲にいるいつもエネルギーに満ち溢れた人を思い出して
みました。さあ、答えは!
 
 
 
【今週の1冊】

「予告された殺人の記憶」
 ガブリエル・ガルシア=マルケス 著 野谷文昭 訳
 1981年 
 
作者はコロンビアのノーベル文学賞作家。
一度は読んでみたく、かなり以前に購入していたのですが、
中編小説(つまり薄めの本)なので、本棚に埋もれていました。
さて、読後の感想を一言。読んでよかった。
コロンビアには行ったことないけれど、登場人物の顔、街並みが
まざまざと浮かんでくる。
どうして殺されたのか、、、は最初に明らかになっているので
謎解きではないのですが、本当に殺されなければいけなかったのかは
最後までわからない。それでも小説として成立しているし、十分に
読み応えがある。
時代背景とか宗教観をもっと知りたいので、この作者の作品を
あと2,3冊は読んでみることにしましょうか。
 
 

 

2024/09/02

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