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トラブルの受け止め方

予測できないトラブルが続く毎日ですね。
暑すぎてゲリラ豪雨に見舞われ、点検車両の脱線で新幹線は運休し、
株価の大暴落。予期せぬ何かが起こらない日がないのが日常。
ということで、何があっても動じない耐性をつけておくことが
必要であると感じる今日この頃です。
 
さて、ではどうしたら何事にも動じない心を持つことができるのでしょう
何も感じないようにすればいい?いつも落ち着いてポーカーフェイスで
いたらいいのかな。
とは言っても心は動いてしまいますよね。
私の場合は、その心の動きがすぐに顔、特に口に出てしまうようです。
とんがったり、平べったくなったり、、、。
そんな話はさておき、私の場合のトラブルの受け止め方は、
まず、予測をしておくこと。予測して頭の中で経験しておくと
結構冷静に受け止めることができます。
そして、心を落ち着かせるルーチンを持っていること。
私はスイミングというか、プールに入って体を水に委ねること。
これで大概のことはリセットされます。水は偉大です。
最後は経験。経験を積むことで次の対策を取ることができる。
次の対策をとる経験があると何があっても口はとんがるけれど、
落ち着いてトラブルを受け止めることができるようになります。
 
さらにもう一つ加えると、経験を補足するのが小説。
自分で直接経験していなくても小説の中で擬似体験しておくことは
とっても役に立つのです。
 
 
【今週の1冊】

「幼年期の終わり」
 アーサー・C・クラーク 著
 1953年 

古典SFの名作。
読んだのはSFといえば早川書房。翻訳は福島正実。
とても読みやすいいい訳でした。
幼年期の終わりとはどういうことかは読むとわかるのですが、
幼年期が終わったら少年期、青年期に成長していくという話ではない。
地球外生物が地球を侵略するのですが、危害を加えることもなく、
そこにいるので世界は平和になっていく。しかし実は、、、。
 
最近統計物理学に触れたのですが、その観点から読み解くと
さらに面白みが増してくるであろう小説です。
古典物理学と量子力学、天文学。そして哲学同じ線の上に存在していて、
それを繋ぐのがこのようなSF小説なのかな。
 
 

 

2024/08/05

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