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アクシア社長のオフィシャルブログ
思考の不思議
先日の散歩中、
あ、
と思い出し、メーカー、容量、
少し時間をかけて悩んで一つを購入。
家に帰ってその商品を見てびっくり。
ないですか!
これって、マーケティングの勝利なのでしょうか。
誰からも強制されていないし、
で刷り込まれたはずもないし。どういう原理なのでしょうか。
かように人の思考は固定化されてしまうものなのか、
なってしまったのです。
少し日常行動を変えてみる努力をしないといけませんね。
会う人話す人、移動するルートや手段を変えてみるとか、
断らずに乗っかってみるとか。
人って知らず知らずのうちに心も体も固まって来るんでしょうね。
まずは、今まで触れていなかったようなジャンルの本を読んだり
映画をみてみようかな。
さて、私が買ったものは何でしょう。
季節外れの日用品です。花王の製品でした。
【今週の1冊】
「冷血」
2018年 高村薫 著
新潮文庫
高村薫を読み始めるにはタイミングを考えないといけません。
そう、はまってしまうから。
移動中の電車の中、入浴中にも本を持ち込み、その世界に没頭
しないといけないのです。否、没頭してしまうのです。
一家4人殺害事件の犯人を追う小説ではなく、
物語でもなく、警察内部の闇が主題でもなく、
成り立つ高村薫の小説は凄まじい。
「レディジョーカー」「マークスの山」とも違い「照柿」
緻密な取材に裏打ちされたあ文章力に圧倒されます。
ちなみに被害者の勤務先である、
その空気、光、匂いがまざまざと記憶に蘇り、
数日のめり込んでしまいました。
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2025/02/17