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アクシア社長のオフィシャルブログ
コンフォートゾーンを抜け出す
3月中旬から続いた寒暖の激しさも安定してやっと気候も
安定してきました。これが『春!』ですね。
2月からのスギ花粉も落ち着き、これからGWまでは
爽やかな空と風が楽しめるので、心躍ります。
ということで新人研修はまだまだ続きます。
そんな新人を見ていて思うのが、
「コンフォートゾーン」を抜け出す大変さ。
今までずっと学生だったから、快適な学生生活を送るために
意識や行動を調整して心地よい状態を作っているから、
それを変えないといけない。
例えば、指示の受け方。新人は基本的に指示待ち。
だってその方が楽だし、周りもそれを求めているから。
それがいきなり、主体性を発揮しろ!と言われたり、
指示を待たないで積極的に動くことを求められたり。
ただ、人間って適応力が無茶苦茶高い。だからあらゆる
生物の中で生き残り、増え続けている。
なので、本当に主体性を求めていたら、結構簡単に
変わっていくのです。そのために必要なのは、指示を出す側が
コンフォートゾーンを抜け出すこと。
指示を出すということは指示通りに動くことを求めていることがセ
指示通り動いてくれるのが、指示出す人のコンフォートゾーン。
だから主体性を発揮させたいのなら、いくら指示を出しても
人は自分の思い通りには動かない。ということを理解して、
指示通りにならない葛藤を楽しむ度量を持たないとね。
指示を出す人も、他の誰かの思い通りには動かないから。
【今週の1冊】
「錦繍」
1982年 宮本輝 著
新潮文庫
たまにはこのような世界に浸ってみるのもいいものです。
縁があって出会い、そして別れてしまった二人の往復書簡。
そんな都合のいい出来事なんて起こらないよ。と思いつつ、
いやいや今までの人生、そんなひょんな出会いばかりだった
じゃないかと思い出してみる。
今なら手紙じゃなくてSNSとかLINEだからあり得ない関係
でもなく、今は今で新しい交流の方法が生まれているよね。
だから昔に戻って、和歌のやりとりをしてみたいと思うのです。
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2025/04/07